【080129:アニメ】ネットで海外進出 日本のアニメ TV局の思惑は

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1ACN通信員ψ ★
 ■プロモーション効果に期待
 日本のテレビアニメが米国のインターネット上で公式に動画配信されるケースが相次いで
いる。「DVD販売に悪影響がでる」と、ネットVS.DVDという構図が表面化するなかで、日本の
テレビ局があえて海外の大手アニメ流通会社に配信権を許諾するのはなぜか。日本側の思惑と
米国の事情を調べてみた。
 米国のネット上での動画配信の先駆けになったのは、日本テレビ系アニメ「DEATH NOTE
(デスノート)」。昨年4月から配信を開始し、ダウンロードサービスを1話1・99ドルで提供している。
 日本テレビコンテンツ事業局の植野浩之さんは「配信前には社内でDVD商品の購買力への
悪影響を心配する意見もあったが、認知度が広がる可能性に賭けた」という。
 日本では「デス−」は平成18年10月から19年6月までの平日深夜の枠でテレビ放映され、
平均視聴率は4%だったが、テレビ放映後の19年10月までには単行本の累計発行部数が
2650万部を超えるヒット作となった。
 植野さんは「実際にネットはプロモーションとしての役割を果たしており、配信開始後には
米国でのDVDの売り上げが期待通りに伸びている。ネット接触率が高い米国だけでなく、
ヨーロッパなどにも市場を拡大していきたい」とする。
        ◇
 アニメを中心とした映像コンテンツ、DVDなどの企画製作発売を手がけるソニー・ミュージック
エンタテインメントの子会社「アニプレックス」もMBS・TBS系列で19年4月から10月まで
放映していたアニメ「DARKER THAN BLACK 黒の契約者」のネット配信権を含めた
権利を米・大手アニメ流通会社に販売する契約交渉を行っている。アニメ番組を無断で掲載
するサイトが増える中、海外ライセンスグループの小高洋介さんは「正規に権利を購入した
現地権利元が配信を行うことで、配信権の所在を明らかにする必要があった」と打ち明ける。
 実際、無断で掲載するサイトの取り締まりは難しく、権利元が地道に抗議文などで警告する
だけにとどまるケースが少なくない。
2ACN通信員ψ ★:2008/01/30(水) 00:28:04 ID:???

 テレビ東京系列で放送されているアニメ「NARUTO」は19年7月から北米の公式ストリー
ミングサイトで視聴できるようにしているが、無断掲載するサイトに対抗するために無料で
サービスを提供している。配信の権利を許諾したテレビ東京コンテンツ事業局アニメ事業部の
川崎由紀夫さんは「有料だと無断掲載サイトに対抗するのは難しいと判断した」と説明する。
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 日本のアニメが米国のインターネット上に進出している実態について、メディアコンテンツの
調査会社「ヒューマンメディア」の小野打恵(おのうち・めぐみ)社長は「米国はインターネット
広告や音楽配信が普及している国なので、ネット上での知名度が高くなれば他のメディアに
進出するチャンスにもつながる」と分析する。
 同社が発行する「日本と世界のコンテンツ市場データベース2007」によると、2004
(平成16)年の米国のインターネット広告市場は1兆8514億円で、日本の3240億円の
約6倍にあたる。
 ただ、小野打社長は「無断で掲載するサイトや無料のテレビとは異なる付加価値をつけな
ければビジネス化は難しい。ファンのコミュニケーションを刺激するサービスでなければ、
ネット上では生き残れない」とも指摘している。

情報ソース:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080129-00000922-san-ent
3メディアみっくす☆名無しさん
もう10年くらい前から
ネットで進出してるじゃん
ビットトレネットとかいうP2Pソフト使って