【080125:漫画】<魔裟斗>華流スターをKO? 香港映画「軍鶏」で空手家役に

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1ACN通信員ψ ★
 K-1で活躍している格闘家の魔裟斗(まさと)さん(28)が出演した映画「軍鶏」(ソイ・チェン
監督)の日本語吹き替え版のアフレコ収録が25日、東京都内であった。空手家役を演じた
魔裟斗さんは、「うまくできるかな、リングの上とは違うな」とやや緊張気味で収録に臨んだ。

 「軍鶏」は「イブニング」(講談社)で連載中の人気格闘技マンガ(橋本以蔵作、たなか
亜希夫画)が原作。日本のマンガだが、香港映画として企画された。主人公・成嶋亮
(ショーン・ユーさん)は名門高校に通う優等生だったが、ある日、両親をナイフで刺殺
して少年院に送られる。ひ弱だった亮は、看守や少年たちから自分の身を守るために
空手の指導者に弟子入りし、徐々に強くなっていく。3年後に出所した亮は格闘技大会
「リーサル・ファイト」に出場。王者・菅原直人(魔裟斗さん)を倒すことを目的に勝ち上がるが、
残忍な勝ち方に出場停止を言い渡されてしまう…というストーリー。当初は広東語版だけの
公開予定だったが、「魔裟斗さんが出ているのだから日本語で見たい」と要望が上がり、
吹き替え版も製作されることになったという。

 収録で魔裟斗さんは、「自分なんだけど、役になりきらないといけないので、その切り替えが
難しい」とリングとは勝手が違う様子に戸惑いの表情を見せながらも、ディレクターから「OK」を
もらい、「まあまあかな」と満足した様子だった。試合のシーンでは、主演のショーン・ユーさんに
実際に打撃を与えていたという。「彼が『もうできない』と漏らす場面もあった」といい、思わぬノック
アウト寸前劇の裏話も明かした。以前、「引退後は俳優になりたい」と発言していた魔裟斗さんだが、
「それはその時の話。今はチャンピオンになることしか考えていない」と最後は格闘家の顔に戻った。

 映画はゴールデンウィークに新宿トーアなどでロードショー。

情報ソース:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080125-00000013-maiall-ent