川崎市市民ミュージアムの志賀健二郎館長は「ミュージアムには、ニュース映画やテレビ
ドキュメンタリーなど映像作品がたくさんあるが、どうやって有効活用するかが課題。ネット
公開は大きなステップになる。多くの方に見てもらいたい」と話した。
実行委員会代表の岩渕潤子DMC機構教授は「落語などに直接触れたことのない子ども
たちに、CMを通じて興味を持ってもらったり、そのころどんな時代だったのかを家庭で話す
きっかけにしてほしい。日本の戦後史などを学ぶ外国人が、大衆文化を知るための資料にも
なれば」と期待する。
さらに「知恵と技術を使えば、美術館が所蔵する優れた作品を低コストで公開できる。最近は
著作権の議論が盛り上がっているが、もっと教育のために自由に使っていいのではと思う。
今回公開したサイトによって、そのロビー活動にしたい」と話した。
情報ソース:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080125-00000021-zdn_n-sci