「原作の根本は、愛すべきバカな男たちの『むちゃ』。むちゃをどれだけ本気でやる
かが勝負で、血の通わないCGはあり得ない」。CGを一切使わず、自身のアクション
チームZERO’Sと本気でぶつかり合うリアルアクションを展開。コミカルな青春も
凝縮され、原作の宮下氏は「漫画家冥利(みょうり)に尽きる。原作より3倍面白い。
すさまじい迫力とリアリティーで、男塾のすべてが体現されている」と激賞している。
坂口が目指すアクションは、ブルース・リーのリアルと、ジャッキー・チェンの
ファンタジーを融合したリアルファンタジー。「けがをしたらアクションじゃない」と
いう信念のもと、がけに宙づりされての激闘もこなし「誰も見たことのない
アクションで観客を喜ばせたい」と笑う。
主演映画のDVDは世界各国で販売され、ハリウッドからも再三の出演依頼を
受けている。今回の世界公開も想定内で、海外先行型の人気に「ちょっと寂しいん
ですよね。日本人だから、まず日本で評価されたい」。目標はあくまでも国内と
言い切る。「アクション俳優として直球の『男塾』に体当たりしたので、日本で1人
でも多くの人に楽しんでもらいたい」と話している。
情報ソース:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080114-00000017-nks-movi