一方でキャラケーならではの難しさもある。例えば巨大なキャラクターの頭部を梱包
(こんぽう)したガンダム携帯の箱の大きさは、通常の携帯電話の9倍もある。他のキャラ
ケーでも付録が付いているため、数倍程度大きい。
「キャラケー発売に伴った倉庫の新設などは行っておらず、発注処理システムも十分
対応していない」(マーケティング本部の吉田真佑氏)のが実情で、流通部門には大きな
負担だ。
それでもソフトバンクモバイルでは、今後も継続してキャラケーを発売していく計画だ。
ただ、「キャラクターを変えるだけの変更は行いたくない」(吉田憲司氏)としており、今後は
趣味のための購入でなく、普段使う携帯としても選んでもらうことを目指す。ファンに
アピールできるキャラケーだが、機能性が低ければファン以外の購入は見込めない。
単なる“既存端末の再利用”にとどまらない付加価値を打ち出せるかが問われている。
情報ソース:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080113-00000932-san-ind