大手出版社の角川書店は、新しい月刊コミック誌「月刊ケロケロA(エース)」を創刊する。
雑誌はA5版で10月26日に第1号が発刊される。
現在公表されている掲載マンガは、10月からの新番組『機動戦士ガンダムOO』のコミカライズ、
人気キャラクターの『ケロロ軍曹特別訓練☆戦国ラン星(スター)大バトル』、『大怪獣バトル』、
『桃太郎電鉄』などである。
また人気ゲームソフト『桃太郎電鉄』の公式サイトでは、『桃太郎電鉄』のコミカライズドの
クリエイター陣に原案さくまあきらさん、構成浜崎達也さん、漫画高内優向さん、さらに
協力ハドソンを発表している。
角川書店のウェブサイトはこの新しい雑誌を、漫画・おもちゃ・ゲームがギッシリ詰まった
超情報コミック誌誕生!!と紹介している。
『ガンダム』と『ケロロ』は既にアニメ化されている作品、『桃太郎電鉄』はゲームソフト、
さらに「大怪獣バトル」はウルトラマンシリーズをベースにしたカードゲーム「データカードダス」の
人気タイトルである。
従来のコミック誌以上に、マンガの領域にとらわれないアニメやゲームなどがクロスオーバーを
イメージしているようだ。
昨今はマンガ雑誌については、全体売上部数の落ち込や、人気雑誌の休刊などやや暗いニュースも多い。
そうしたなかで、「月刊ケロケロA(エース)」の新しい試みがどのような効果を挙げるかが注目される。
角川書店
http://www.kadokawa.co.jp/ 「月刊ケロケロA(エース)」
http://www.kadokawa.co.jp/mag/kerokero/ ソース:
http://animeanime.jp/news/archives/2007/08/_a10823.html