【060914:配信】漫画中心に電子書籍 EBIとKCCS、国際展開めざす

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1鳥目の梟ψ ★
 電子書籍のイーブックイニシアティブジャパン(EBI、東京都千代田区)、京セラコミュニケーションシステム(KCCS、京都市伏見区)は12日、漫画を中心とした電子書籍の国際展開を行うと発表した。
KCCSのシンガポール子会社も参加し、19日からシンガポール向けに池田理代子さんの「ベルサイユのばら」、里中満智子さんの「海のオーロラ」など100冊の漫画作品を電子書籍で提供する。

 年内には300冊まで増やし、2年後の2008年9月末で2億円の売り上げを目指す。
将来は「台湾から欧州、米国へと販売窓口を広げ、コンテンツの世界化を進める」(鈴木雄介・EBI社長)方針だ。

 EBIは00年5月の設立。
出版社やIT(情報技術)関連企業、印刷会社などが出資しており、インターネットを通した電子書籍の販売を行っている。
取り扱書籍数は1万4000点で、うち漫画が8000点に上る。

 電子書籍国際ネットワーク事業では、EBIが国内での電子書籍事業を通して蓄積してきたコンテンツ作りや運営のノウハウを、世界市場で展開していく。
シンガポールを拠点に、携帯電話向けコンテンツの配信を行っているKCCS子会社のネットワークを活用し、まずシンガポール向けに電子書籍の販売を開始する。

 コンテンツの利用には専用の閲覧ソフト「ブックリーダー」が必要。
専用の暗号化技術や画像圧縮技術を組み込んでおり、購入者がコンテンツをコピーして頒布できないよう配慮している。
コンテンツそのものも、日本のサーバーからダウンロードする形にし、コピーから守る。

 シンガポール向けコンテンツは、日本語版のコンテンツにキャラクターのセリフなどが書かれた「フキダシ」の部分が中国語の簡体字になった「翻訳シート」のデータを付けて配信する。
世界の人に日本の漫画を楽しんでもらえるよう、今後は英語など他の言語にも対応させる。

ソース:ttp://brain.newswatch.co.jp/BNS/so-net/news/14998/nihonkog2006091300005.html
2メディアみっくす☆名無しさん
ことごとく海外のコンテンツビジネスがうまくいかないご時勢に・・・