大手スタジオのディズニーがアニメーションスタジオのピクサーを買収したことについて、レボリューション・スタジオのジョー・ロス会長は、今回の買収が、実際にはピクサーによるディズニー改革であるとの見解を示した。
劇場作品におけるディズニー・アニメの凋落ぶりは周知の事実だが、最近のディズニーは「バンビ2」「ライオン・キング2」など往年の名作やヒット映画の続編をビデオ向けに製作することによって収益を上げている。
かつてディズニー・スタジオのトップを務め、現在はピクサーの役員でもあるロスは、
「オリジナルに勝らなければ続編を作る意味がない」とするピクサーのスタッフが加わることによって、「cheapquels(安手の続編映画)」と揶揄される続編製作に歯止めがかかるかもしれないとみている模様。
「ピクサーのスタッフが、ディズニーを奮い立たせるだろう」として、「これでもディズニーがピクサーと同品質の映画を作れないようなら、もうアニメ作りをやめたほうがいい」とコメントしている。
ソース:
ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060222-00000010-eiga-ent