韓(ハン)流の次は華(ファア)流――。
台湾など、中国語圏を中心としたアジア発ドラマがじわじわと人気を集めている。
人気の秘密は、なんといってもカッコいい男優陣の存在だ。(桜井学)
韓国ドラマが「冬のソナタ」をきっかけにしてブレークしたように、一つのヒット作が
ブームを牽引(けんいん)する。台湾ドラマの場合は、日本のコミックが原作の
学園ラブストーリー「流星花園〜花より男子(だんご)〜」がその牽引役を果たしたといえる。
「流星花園」に出演したジェリー・イェンなど4人組「F4」は、
アジア全域でスターとなり、日本でも関連書籍やCDが店頭に並ぶ。
「F4は中国語圏以外でも人気が盛り上がっているし、原作の母国である日本で
受けないわけがないと思った」と、ドラマの国内配給を行うコミックリズの竹之内良和
プロデューサーは話す。日本では2003年からBSなどで放送。このドラマのヒットを受け、
映画やドラマの専門チャンネルを抱える衛星放送で華流ドラマが増えていった。
一方で、人気の高まりとともに、番組の購入価格も高騰した。
ある関係者は、「一般的にいって、3年前に比べると6倍程度に上がった」と指摘する。
それでも、華流ドラマは「30代を中心とする女性」という明確なターゲットがあり、
大きな期待を集めている。複数のチャンネルで毎月約20本の華流ドラマを放送している
スカイパーフェクTVでは、専用のウェブサイトを設けるなど、盛り上げを図っている。
華流ドラマは、経済発展が続く中国をはじめ、世界中の華僑もターゲットになる。
このため、市場は大きく、新しいスターが続々と誕生しそうだ。
[一部省略しました]
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/tv/20060113et12.htm 【マンガ】「花より男子」を原作にした台湾ドラマ流行の兆し[04/12/21]
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/comicnews/1103626999/