世界中のレールを管轄しているユーラシア鉄道はライナーにはレールの使用料金を、
乗客には乗車料金を徴収しているのだが年々その料金は値上げの一途を辿っている。
特に外国へいけるグランドライナーの乗車料金はとんでもない額なのである。
しかし全ての国家がユーラシア鉄道の権限を認めているので
国民は値上げに文句は言うものの仕方ないという調子なのであった。
このユーラシア鉄道のルールに従わないライナーは「ギルティライナー」と呼ばれる。
強盗列車はもちろんお金が無く探究心で他国に行く列車や未知の土地に冒険に行く列車も
ギルティライナーとしてユーラシア鉄道警備隊に追われることになるのである。
アルはいつものように荷物を運んでいると列車の襲撃から逃げてくる女の子を助ける。
その娘マヤはアルの住んでいる町に用事があると言うので一緒に帰ることになった。
とりあえずマヤを自宅に連れて行くとアルは一人暮らし。
アルの父は世界の秘密を知りたいと母と幼いアルを残し出て行き、
病弱の母は数年前に亡くなっていた。
アルは早寝でさっさと寝てしまうがマヤはアルが寝たのを見て無線機を取り出す。
「こちらマヤ。紅の暁号聞こえますか?」つづく!
あと
>>35は本当。