世界の漫画家の交流や漫画文化の振興などを目的に開かれる「世界漫画家大会(通称・マンガサミット)」は4日までに、2008年開催地に京都市を選んだ。
同大会は、1996年に福島県などを会場に第1回が開かれ、アジアを中心に過去7回開催されている。
各国の漫画家たちが集い、芸術や表現手段としての漫画やアニメの将来、著作権問題などを話し合うほか、漫画展などのイベントも行われている。
9月30日から10月3日まで韓国・富川市で開かれた第7回大会には、世界26カ国から約300人の漫画家が参加した。
元龍池小(中京区烏丸通御池上ル)校舎を改修し、2006年秋に「京都国際マンガミュージアム」を開設する京都市と市教委は、同ミュージアムを生かしたイベントとして、大会の誘致活動を展開。
第7回大会で、07年は香港、08年は京都、09年は台湾を開催地にし、名称も「国際漫画家大会(通称・国際マンガサミット)」に変更することが決まった。
京都での開催時期は未定だが、サミットと合わせて世界の漫画愛好家らの交流イベントも行う予定。
市教委総務課は「ミュージアムの開館とともに『マンガとアニメのメッカ・京都』としての新たな魅力を発信したい」としている。
ソース:
ttp://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005100500035&genre=M1&area=K10