505 名前:マヨリ様 ◆opXxsD41fE [sage] 投稿日:2005/08/25(木) 02:51:31 ID:nXoT8edM
遅くなりました…
BLEACH192.Conquistadores3[Hounded Priestess]
井上の回想、ウルキオラ達の所に駆け付ける途中。
人「ああ゙ がっ」
いきなり人が道端に倒れる。
井上「えっ?ま…待って茶渡くん!人が…」
チャド「…無駄だ井上。もう死んでる。…見えるだろう井上、あれがここら一帯の魂魄を…根こそぎ吸い取っているんだ…」
井上「…そんな…どうしてそんな…」
チャド「――…急ごう…一つ…頼まれてくれるか井上…?」
井上「え?」
チャド「俺達が現場に着いた時もしそこに生き残ってる人がいたら…お前はその人を連れて退がっててくれ…」
井上「!でも茶渡くん一人で…」
チャド「…戦いたいのはわかる…だが俺にケガ人は治せない…生き残ってる人を助けられるのはお前だけなんだ…。頼むぞ井上」
回想終了
井上(きっと茶渡くんはわかってたんだ…)
ヤミー「ウールキーオラ〜ぁ、この女もゴミか?」
ヤミーが目の前に来る。
井上(この人達がすごく強くて…あたしでも自分でも歯が立たないってこと…そう思ったから茶渡くんは…たつきちゃんとあたしをかばって一人で戦ってくれたんだ…)
ウルキオラ「ああ、ゴミだ」
ヤミー「そうかい!!」
ヤミー、人差し指で井上を殺そうとするが、
井上「三天結盾」
井上の三天結盾で防がれる。
ヤミー「…何だ?こいつ…」
井上「…双天帰盾」
井上、双天帰盾でチャドの腕を治療する。
ヤミー「何だァ!?治せんのか!?つーかそいつ生きてんのかよ、しぶてえなオイ!!」
ウルキオラ(回復術か…いや違う、これは回復術じゃない。時間回帰か空間回帰か、どちらにしろ回復とは別の何か。見たことの無い能力だ…)
「…妙な人間だ、女…」
井上「…なんとか…なんとか持ちこたえなくちゃ…せめて黒崎くんが来るまで――…」
考えごとをしている一護の顔が浮かぶ。
井上(…だめ。どうしてすぐ黒崎くんに頼ろうとするの)
井上(今黒崎くんに負担はかけられない。黒崎くんが何に悩んでるのかは判らないけど、
黒崎くんに頼らずにこの人達を追い返してすこしでも安心させてあげなくちゃ…あたしにできることは、きっとそれぐらいだから)
「椿鬼!!!」
ヤミー「お?」
井上「…孤天斬盾」
(たつきちゃん、茶渡くん、石田くん…黒崎くん)
「…私は…」
(みんなみんなあたしが守るから)
「拒絶するッ!!!」
ヤミーに椿鬼を放つ井上、しかし素手で受け止められ椿鬼は粉々にされてしまう。
ヤミー「なんだこりゃ、蝿か?」
井上「…つ…椿鬼くん…そんな…」
ヤミー「どうするよウルキオラ?」
ヤミー「こいつ珍しい術使うから、手足もいで藍染さんに持って帰るか?」
ウルキオラ「…いや、必要ない殺せヤミー」
ヤミー「あいよ」
右手で井上に襲い掛かるヤミー、しかしその時一護が現れ斬月の剣先でヤミーの手を止める。
ヤミー「…な…何だてめえは…!?」
井上「…黒崎くん」
一護「…悪い、遅くなった井上」
井上「…ごめん…ごめんね黒崎くん…あたしが…あたしがもっと強かったら…」
一護「…謝んねーでくれ井上…心配すんな、俺がこいつらを…倒して終わりだ!!卍 解」
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