横浜で行われた第44回日本SF大会HAMACON2にて、参加者の投票によって決まる星雲賞が発表されました。
星雲賞は「優秀SF作品及びSF活動に対し与えられるもの」で、メインは全八部門もあり、今年は自由部門・特別賞が加わりました。結果は以下の通りです。
《日本長編部門》 笹本祐一『ARIEL』(全20巻)
《日本短編部門》 飛浩隆「象られた力」(『象られた力』所収)
《海外長編部門》 グレッグ・イーガン『万物理論』
《海外短編部門》 シオドア・スタージョン「ニュースの時間です」(大森望訳 SFマガジン7月号)
《メディア部門》 『プラネテス』
《コミック部門》 川原泉『ブレーメンII』(全5巻)
《アート部門》 新海誠(代表作に『雲のむこう、約束の場所』など)
《ノンフィクション部門》 前田建設工業株式会社『前田建設ファンタジー営業部』
《自由部門》 ヴェネチア・ビエンナーレ第9回国際建築展
《特別賞》 矢野徹
国内外の長篇、短編部門も結果としては手堅い印象でしょうか。残念なことに、国内長篇受賞の笹本祐一は、都合により欠席の様子。
『マジンガーZ』や『銀河鉄道999』を実際に作ってしまおう! と企画する前田建設工業株式会社『前田建設ファンタジー営業部』がノンフィクションで入るのも一風変わっています。
「自由部門」は「おたく:人格=空間=都市」から。
また、矢野徹は数々の功績と、昨年10月13日に亡くなられたことで特別賞受賞となりました。
ソース:
ttp://www.excite.co.jp/book/news/00021121493705.html ■サンライズ公式のプラネテス受賞の記事■
7月16、17日にパシフィコ横浜にて開催されました、第44回日本SF大会におきまして、栄えある第35回星雲賞メディア部門をアニメ「プラネテス」が受賞しました!
33回星雲賞コミック部門では幸村誠先生が受賞されてますので、揃って受賞される形になりました。
尚、メディア部門におきましての受賞対象者はその映像作品の監督になりますので、今回谷口悟朗監督が受賞された事を併せてご報告いたします。
ソース:
ttp://www.sunrise-inc.co.jp/news/index.html 個人的にはコミック部門がなにげに嬉しいっす。