【050712：ｲﾍﾞﾝﾄ】「アルプスの少女ハイジ」展　ジブリ美術館で開催中

　１９７４年の放送から３０年以上たった今日でも人気が根強いテレビアニメーション「アルプスの少女ハイジ」。
その魅力を満載した企画展が、東京・三鷹の森ジブリ美術館で開かれている。
　会場には、作品に描かれた山の暮らしが分かるように、ハイジの住んだ山小屋が忠実に再現された。
手作りの木の食器や家具なども展示している。
また、雄大なアルプスの風景をジオラマでも見せ、小さな子どもたちも楽しめる内容となっている。
　一方、熱心なファンのために、演出を担当した高畑勲や作画監督の小田部羊一ら、スタッフらの仕事ぶりを伝える展示もある。
スイスへのロケハンの模様を撮影した写真や、キャラクターの設定画、スケッチなどの貴重な資料も間近で見ることができる。
スタッフとして参加していた宮崎駿の手による解説文もあり、アニメーションに詳しい人も満足できる内容だ。
　「アルプスの少女ハイジ」は、日本作品とは知らずに接した欧米の子どもたちにも大きな影響を残した。
制作当時は資金的にも時間的も十分な余裕がなかったが、子どもたちへ良質な作品を提供するため、スタッフが知恵をしぼった様子が分かる。
　会期は来年５月までの予定。同美術館は完全予約制。問い合わせは０５７０−０５５−７７７。

ソース：ttp://www.yomiuri.co.jp/entertainment/ghibli/cnt_eventnews_20050712e.htm
ジブリ美術館：ttp://www.ghibli-museum.jp/

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