アジアを席巻する日本のマンガ
東・東南アジアでは今、日本のマンガが大流行である。
いまだ半鎖国政策をとっているビルマと日本文化をこれまたいまだに規制している朝鮮半島を除けば、
ほぼ全域にわたって広がっているのではないかと思う。
中国に留学していたときには、中国語版「ドラエもん」(向こうでは「機械猫」という)の世話になった。
もともとマンガは絵がついているうえ、活字ものとしては最もほんとうの口語、つまり話し言葉に近いので、
テレビドラマと並んでひじょうに語学習得に役に立つのである。
ただ、同じ「ドラエもん」でも中国語訳されると、かなりイメージがちがう。
例えば、のび太が「ぼくは勉強なんかきらいだ」という場面で、
「我不愛学習」(我、学習を愛さず)などとまるで孔子みたいな口調でのたまわる。
あまりの重々しさに思わず笑ってしまうが、これが普通の中国語なんである。
けっこう、このギャップが楽しい。
私が中国に頻繁に行っていた90年代半ばでは、この「ドラエもん」の他に、本場・中国を舞台にした「ドラゴンボール」が人気を博していた。
◎「ドラエもん」のジャイアン役で大ブレイクした声優
◎ウルトラマンの顔はタイ人が考案した!?
http://www.sankei.co.jp/asia/hello/thai/anime/index.htm 全文は長すぎるので冒頭のみ抜き出し
冒頭の部分以外には
クレヨンしんちゃんは子供に悪影響を与える
ドラえもんはいい漫画
ジャイアンの声優にはファンレター10万通
などのことが書かれています。