週刊少年ジャンプ文字バレスレッド7

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353メディアみっくす☆名無しさん
555 名前:マヨリ様 ◆opXxsD41fE [sage] 投稿日:2005/06/01(水) 23:12:19 ID:4YBUdkoY
バレ

多分、綜合救護詰所にて

白哉「…何故生きているのだと…思っているのだろうな…」
恋次「…まさか。あんたが死んじまったら、俺は誰目指して強くなりゃいいんスか」
白哉、開いた窓の外を見つめる。
恋次「…隊長…俺は…」
一護「恋次ィ!!!!」
突如、一護が開いた窓から怒鳴り込む。
恋次「うるせぇよ!!」
一護「おう!?」
恋次「何の用だテメ-…今俺ちょっといいこと言うとこだったんだぞコラ…」
一護「お…おう…すまん…。
ルキア…どこ行ったか知らねえか?」
恋次「あ?何だ!?ルキアがどうかしたのか!?」
一護「い…いや、知らねーならいいんだ別に」
井上も窓へひょっこりでてくる。
井上「黒崎く〜〜〜〜〜ん…3階の窓なんて登っちゃ危ないよ…」
一護「うお!?オマエこそ…てかスゲエなどうやって登ってきたんだ?悪り!恋次!白哉!俺ら行くわ!」
井上「おじゃましました、恋次くん、白哉さん!」
一護達、去っていく。

恋次「……何だァ?あいつら…」
白哉、何か考えている。
恋次「?どうしたんスか隊長?」
白哉「…いや。…あの男…よもやこのまま私のことを呼び捨てで通すつもりではあるまいな…」
恋次「………」
354メディアみっくす☆名無しさん:2005/06/02(木) 00:09:22 ID:???
BLEACH181.And The Rain Left Off
表紙は一護、井上、ルキア

場面変わって、まだ酒を呑んでる乱菊、歩いてくる狛村、檜佐木に向かって隊舎窓から、
乱菊「おーい修兵ぇ!!ちょっと寄ってきなさいよ!!」
修兵「はい?」
乱菊「あんたどうせヒマでしょ!!こっち来て呑んでけって言ってんの!!」
修兵「いーっスね、いただきます!」
乱菊「狛村隊長もどうですかァ?」
狛村「…いや、儂はいい」
乱菊「相変わらずカタい人ねェ…てか狛村隊長もう鉄笠かぶんないのね」
修兵「みたいっスね。俺はもうあっちのカオ見慣れましたけど」
乱菊「そーね、いいんじゃない?あたし隠し事されてるみたいであの笠苦手だったし」
修兵「…ってうお!?どうしたんだ吉良!?ベロンベロンじゃねーか!!」
乱菊、走る一護達を見つける。
乱菊「お!一護ぉ!織姫ぇ!あんたらもどう!?いい酒あるわよう!!」
一護「あ!あとでもらいま…」
井上「未成年です!」
乱菊「おいしいお茶もあるわよう…つれないのねぇ…」
修兵「お茶!?それこっちにください、乱菊サン!!
吉良が泡ふいてるから!!吉良!!しっかりしろ吉良ァ!!
つーかなんでフンドシ一丁なんだオマエ!?」
京楽「おんやァ、楽しそうじゃないの」
京楽が歩いてくる。
京楽「ボクもまぜてくんないかなァ」
乱菊「やですよ、隊長まぜて七緒に怒られんのあたしなんですからね。
てかさっき七緒が捜してましたよ?」
修兵「乱菊さん!!乱菊さん早く!!」
355メディアみっくす☆名無しさん:2005/06/02(木) 00:10:22 ID:???
場面変わって、走っている一護達。
井上「…ねえねえ黒崎くん、乱菊さん達には訊かなくてよかったの?朽木さんのこと…」
一護「あァ、恋次が行き先聞いてねーなら多分乱菊さんも他の誰も知らねーと思うんだ。
六花で一通り瀞霊廷ん中は捜したんだろ?だったら心当たりは一か所しか無え!」


場面変わって、空鶴の家。
岩鷲「ふおおおおおおおっ!!!む…無理っ!!もう無理だよねえちゃん!!」
空鶴に特訓?されてる岩鷲。
空鶴「ムリじゃねえ!!あと1000回!!」
岩鷲「せ…1000回!?ムリムリ!!だって俺50までしか数えらんねああぎゃああああああああ!!!
踏んでもムリっス!!もー体うごかねっス!!」
足で踏まれまくる岩鷲。
空鶴「ゴチャゴチャうるせえ!!知ってんだぜ…てめー今回後半ほとんど役立たずだったそうじゃねえか…!」
岩鷲「だ…誰がそんなことを!?」
空鶴「次からは最後まで最前線で戦えるように骨のズイまで鍛え直してやるからな!!」
岩鷲「いででで!!だからもう次とか無えから!!ねえちゃん!!」

そこへルキアが現れる。
岩鷲「…あ…!」
ルキア「…あ…」
ルキア、喋ろうとする。
空鶴「何の用だ?」
ルキア、うつむく。
岩鷲「ま…待ってくれ姉ちゃん!!こいつはルキアっていってよ!一護達が今回必死こいて助けた死神の…」
空鶴「知ってるさ」
岩鷲「え…?」
空鶴「朽木ルキア、兄貴を殺した死神だ。だから訊いてんだ、『何の用だ』ってよ」
ルキア、頭を下げて、
ルキア「…済まぬ…!」
356メディアみっくす☆名無しさん:2005/06/02(木) 00:11:20 ID:???
ルキア「…早く詫びに来ねばと…思い続けていた…。
だが私は臆病者で…逃げてばかりで…こんなにもここへ来るのが遅くなってしまった…。
済まぬ…本当に私は…」
空鶴「…もういい」
ルキア「え…」
空鶴「もういいんだよ!長々あやまんな!!」
ルキア「し…しかし…」
空鶴「いいっつッてんだろ!!」
ルキア「うっ」
空鶴、ルキアの頭をグーで殴る。
ルキア「???」
ルキア、意味がわからない様子。空鶴はルキアに背を向けながら、
空鶴「…事情も何も浮竹から聞いて知ってる。
オメーが悪い訳じゃねえってことも、一番悔いてんのはオメーだってこともな」
空鶴「だから、オメーの口から一言詫びが聞けりゃそれで全部チャラにしようと、ずっと心に決めてた。
だから、もういいんだ」

ルキア(違う、本当に辛いのは私などではないのだ)
ルキア「…ありがとう…」
ルキア(ありがたい)
ルキア「本当に…済まぬ…」

空鶴、ルキアの顔面を殴る。
空鶴「あやまんなっつッたろ」
ルキア、鼻血だしながら、
ルキア「はい…あの…すいませ…いや、ありがとうございます…」
357メディアみっくす☆名無しさん:2005/06/02(木) 00:12:46 ID:???
一護「おーやっぱりここだ」

ルキアが振り向くと少し離れた所に一護達。
ルキア「…一護、井上…」
一護「…用事は済んだみてーだな」
一護「帰んぞ。明日には現世への門を開けてもらえるってよ。
まだオマエ体調万全じゃねーだろ。明日に備えて早めに休めよ」
ルキア「…ああ、そうだな…お前には…一番に言わねばと思っていたところだ…。
私は、SSに残ろうと思う」
一護、少し驚いた顔をするがすぐに悟った顔をして、
一護「…そうか…良かった」
ルキア「え…」
一護「…イヤ、オマエが自分でそう決めたんなら…、残りたいって思えるようになったんなら…――――いいんじゃねえか、それでよ」
一護(…思い出したんだ。俺がどうしてこんなにもオマエを助けたかったのか―――…)

翌日、双極の丘にピクニックをはじめほとんどの隊長副隊長、ルキアが集まり穿界門が用意してある。
浮竹「…これが正式な穿界門だ。無論君達の為に霊子変換器も組み込んでおいた」
浮竹、一護に手をこまねく。
浮竹「…一護君」
一護「浮竹さん」
浮竹「君にこれを」
一護「?何すかコレ?」
何かを渡すが不明。

石田「それじゃ朽木さん、元気で…」
ルキア「ああ、チャドも石田も井上も…皆元気でな」
井上「あ!そ…そうだ!!これ!石田くんから朽木さんへ!!」
井上、ルキアにワンピースを渡す。そして小声で、
井上「だ…大事に着てあげてね!」
358メディアみっくす☆名無しさん:2005/06/02(木) 00:13:22 ID:???
一護とルキア、向かい合って、

一護「…じゃあな、ルキア」
ルキア「…ああ」
一護達、門へ向かう。
ルキア「…ありがとう、一護」

一護(こっちのセリフだ。ありがとうルキア、お陰で、やっと雨は 止みそうだ)