なつかしの少女漫画100点 伊賀市の永井さん 所蔵5000点を厳選
伊賀市上野茅町在住の漫画家、永井芳司さん(57)が所蔵する少女漫画の
コレクションを集めた「なつかしの少女マンガ展」が4月1日から、上野図書館で始まります。
永井さんは、自宅などで中学校の頃から趣味で集め始めた5000点以上の
漫画コレクションを保有しており、これまでに同図書館で手塚治虫の「鉄腕アトム」や
伊賀の忍者を題材にした漫画本を紹介する展示を行ってきました。
今回は、恋愛をテーマにした少女マンガなどが流行する中、
「SFやアクションなど、少女漫画の扱う範囲は本来広いことを知ってもらおう」
と、1年ぶりの展示を企画したそうです。
展示するのは、20代の頃から大阪、京都、名古屋、東京などの古本屋で買い集めた、
昭和30年代から昭和50年代までの単行本や月刊誌など約100点。
「リボンの騎士」の手塚治虫をはじめ、「空手バカ一代」のつのだじろう、
「あしたのジョー」のちばてつやが描いた少女漫画は、
当時の少女漫画が扱っていた範囲の広さをうかがわせます。
展示は5月29日まで。時間は午前9時から午後5時まで。月曜日は休館です。
http://www.iga-younet.co.jp/news/synthesis/2005/03/050330_2.html