親父にささぐTシャツ大賞 1万7千点から選ばれる
ファーストリテイリングは16日、Tシャツのデザインを初めて公募した
「ユニクロ・クリエイティブアワード2005」の入賞作を決めた。
1万7704点の応募作の中から大賞に選ばれたのは、
神奈川県在住の漫画家、内藤曜ノ介さん(26)の作品「親父越え」(OYAJI―GOE)。
入賞作を含めて公募の合計60作品が3月下旬から全国のユニクロの店頭に並ぶ。
「親父越え」はマンガの1ページを全面にあしらったユニークな作品で、
時に殴り合いにも発展する父と子の葛藤(かっとう)をストレートに表現した。
斬新で迫力ある構図が美術家やミュージシャンらで構成される審査員の評価を集めた。
内藤さんは「漫画家なのでコマを割ることしかできない」と作風のヒントを披露。
賞金100万円と200万円相当の活動支援を受ける権利を手にした。
デザイン公募は初めてで、昨年8〜10月、インターネットや店頭で作品を募集し、
デザイナーの卵など世界約20カ国から応募があった。
ユニクロは3月下旬から7月までTシャツのキャンペーンをする予定で、
期間中に昨年の2倍の2000種類を投入する計画。公募作品60作品は1枚1000円で販売される。
http://www.asahi.com/culture/update/0317/002.html ユニクロ・クリエイティブアワード2005
ttp://www.uniqlo.com/creative/