創造学園付属高が環境福祉科とマンガ科の新設目指す
塚原学園から群馬県高崎市の堀越学園に経営が引き継がれ、昨年、校名変更した松本市の
創造学園大学付属高校(旧塚原青雲)は再建に向け、魅力ある学校づくりを目指し、
新たに環境福祉科とマンガ科を06年4月に新設する準備を開始した。
来年度は、堀越学園が経営する創造学園大学での講義をリアルタイムで受講できる双方向型のテレビ授業を導入。
将来的には付属推薦枠を設け、高大7年間の一貫教育を推し進める考えだ。
・大学講義をテレビで 来年度
環境福祉は、21世紀のキーワードとなる環境と福祉をともに充足させる社会を考える新しい学問分野。
昨年、学会が発足し、創造学園大学内に事務局が置かれた。
これに伴い学園は同付属高校に、環境福祉のまちづくりの促進や環境福祉ビジネスの育成、
環境福祉コーディネーターの養成などを目的とした全国初の環境福祉科の設置を目指す。
一方、マンガ科は、マンガやアニメーション、映像などのクリエーターおよび技術者を養成する科。
マンガ文化は若者世代を中心に浸透し、日本製アニメは世界的評価が高いことなどから、新たな学問として成り立つと考え、設置に向けて動き始めている。
両科とも、06年4月の設置を目指しており、今年4月以降に県に設置申請を行う予定。
いずれも定員は20人で、一学年は普通科二クラスを合わせた120人定員とする計画。
また同校は現在、スポーツを前面に出した学校づくりを進めており、来年度から新たにバレーボールやサッカーなどの運動部を新設する。
バレー部監督には、前岡谷工業高校バレー部監督の壬生義文氏を迎えるほか、
サカー部は、日本フットボールリーグに所属するFCホリコシを抱える全日本サッカー学院(同学園運営)との連携も考えられている。
http://www.nagano-np.co.jp/cgi-bin/kijihyouji.cgi?ida=200502&idb=185 創造学園大学附属高等学校
ttp://www.sougakudaifu.jp/ 旧:塚原青雲高校時代のスポーツ活動(甲子園出場三回)
ttp://www.shinmai.co.jp/gogai/2001081302.pdf