キャラクターを共通の話題にし、コミュニケーションを深める親子が増えている。
この傾向は母と娘で特に強いが、父子の関係にもあてはまるという。
日本人がキャラクターに求めるのは“安らぎ”と“コミュニケーション”
――バンダイキャラクター研究所は2月9日、昨年11月に行った「キャラクターと現代人調査2005」の結果からこんな結論を導いた。
特に、母と娘のコミュニケーション媒介ツールとしてキャラクターが活躍。
父子の間にも徐々にキャラクターが浸透してきているようだ。
キャラクターグッズ市場を引っ張っているのは小学生女児とその母親だ。
キャラクター商品所有率トップは30〜40代女性(98%)、2位が小学校高学年女児(96.3%)。
この層はともに「キャラクターグッズがあることで家族との関係がうまくいきそう」と答えた割合も多く、
コミュニケーションツールとしてキャラクターグッズを役立てている様子が見て取れる。
中略
父と子の関係でも同じことが言えそうだ。
「ガンダムを好きな父が、ガンプラを息子とのコミュニケーションに活かすこともあるだろう。
ガンダムグッズは、最近はコンビニでも売っており、会社帰りにお土産として気軽に買って帰れる。
ガンダムに詳しい父親を、息子は憧れのまなざしで見るだろう」(相原所長)。
ただ、父子の関係は母子の関係よりも弱く、調査結果から父子コミュニケーションの様子は見えないとした。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0502/09/news073.html