週刊少年ジャンプ文字バレスレッド4

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102帰ってきた神
page.57 「二択」
煽り  「月の指示は「犯罪者裁き再開」!!何の意味が!?」
あらすじ「火口のノートを手にし記憶の戻った月。そして、ミサもまた月の指示に従い埋めたノートを手にし記憶が戻った。
     ミサはかつて見た流河の名を覚えていなかったが、それでも月の策は揺るがない!?」
   月・ミサはLビル玄関口にて話し合っている
月  「今 僕は犯罪者を裁ける状況にない
    ミサ 君が裁いてくれ」
ミサ 「わかった」
月  「犯罪者の情報を得るのはテレビやネットで問題ないが
    デスノートの切ったページに書き込むのは 家の中は避け監視カメラの有無に十分注意し
    ロケ先のトイレの中や外で一人の時にだ」
ミサ 「うん わかってる」
月  「それをしていてくれれば 僕もキラとして必ず動ける様になる
    二人で新世界を創ろう」
ミサ 「ライト…」
   ミサは月と別れLビルを後にする
煽り  「降り立つのは此処だ。」
ミサと別れた月は捜査本部に戻ってくる
   そこでは未だにLがレムに質問をぶつけている
L  「この殺人ノート このページの端がちょっと切れてるんですが
    この切れた部分の方に人の名前を書いても死にますか?」
レム 「………… ………… さあ?
    私は そんな使い方はした事がないからわからない」
レム(´-`).。oO「竜崎…やはりこいつは 夜神月と同じ発想 同じレベルで物を考えている…」
L  「では 死神はリンゴしか食べませんか?」
レム 「そんな事はない
    しかし 死神界は廃れていてほとんど食べ物もなく
    死神の内臓は退化…いや 進化していて食べる必要は無いが…」
   Lは帰ってきた月に気づくと
L  「夜神くん 早いですね」
月  「?」
103メディアみっくす☆名無しさん:05/02/08 03:08:42 ID:???
L  「せっかく 自由の身になったのにほとんど本部から出ない…
    ミサさんが訪ねて来ても玄関先で数分の立ち話…
    外で文字通り自由恋愛していいんですよ?」
月  「まだ キラ事件は解決をみていない
    とても恋愛なんて気分にはなれないよ
    それとも僕がずっと本部にいたら迷惑だとでも言うのか?」
L  「……いえ…」
L(´-`).。oO「何故か夜神月は自由になってもここから外に出る事をしようとしない…
        いや 私から目を離さない様にしている?…………
        今までとは逆に監視されている気分だ…
        私が殺人ノートを勝手に使わぬ様に?
        確かにノートの検証はしたいがそれをできる状況でないのはわかるはず…
        それ以外の理由で私を監視しているとしたら・・・」
月(´-`).。oO「今 おまえに姿を隠されでもしたら おまえの死を皆で見届けられなくなる
        ……………………
        本部にノートがあり それを誰も使っていない状況でおまえが死ぬことが大切なんだ
        ノートを持って姿を隠されれば所有権のある僕にレムが憑き
        ノートがここにないのにレムがここに残るという不自然な形になる
        それに警察の上層部との関係も修復した今
        おまえの一挙一動 目を離す訳にはいかない」
相沢 「局長 次長になるらしいですよ!」
父  「いや まだ決定ではない コホン」
月(´-`).。oO「警察もアイバーもウエディも今は竜崎から何も指示をされていない
        それが確実だからミサに犯罪者裁きをさせられるんだ
        これで必ず全てうまくいく」
翌日
父  「どういう事だ?……………また犯罪者殺しが……………」
相沢 「昨夜だけで16人…火口が死んでから報道された者…」
松田 「片っ端スね…」
L(´-`).。oO「………… …………」
   Lがチラリを月を見る
月  「キラ…くそっ…」
104メディアみっくす☆名無しさん:05/02/08 03:11:19 ID:???
父  「………やはり火口がキラというわけではなかったって事か…」
月  「いや 火口が捕まるまでは火口が犯罪者を裁いていたのは確かだ」
相沢 「じ…じゃあ また他のキラが現れたという事に…」
松田 「ああ〜っ なんで〜」
L(´-`).。oO「……ここでキラ…どうなっている…」
月(´-`).。oO「これで 竜崎はここで捜査を続けるしかなくなる…」
月  「しかし これで本当にもう一冊 殺人ノートが存在していることが明らかになったな
    そうだな? レム」
レム(´-`).。oO「………… …………」
レム 「だろうな…死神はわざわざ犯罪者だけを狙って殺すなんて事はしない…」
レム(´-`).。oO「……………なんて事だ…もう一冊のノート…犯罪者裁き…ミサしかいない…
さらに ミサの寿命は減っていた…ノートを持ち リュークと目の取引をしたという事だ…」
L  「弥が自由になった途端ですね…」
月  「竜崎 まだそんな事を」
レム 「!」
レム(´-`).。oO「竜崎がミサを疑うのは当然……………」
月  「ミサは関係ないだろうそうでなくても第二のキラとして疑われていたんだ
    万が一キラの能力を持ったとしても このタイミングで それを使うほど馬鹿じゃない
    「途端」と言うなら火口が死んだ途端だ」
L  「……………それもそうですね」
L(´-`).。oO「しかし それを逆手に… それは…ないか…」
父  「ライトの言う通りだ竜崎弥の事は一度忘れるべきだ
    「殺人ノートを使った者は13日以内に次の名前を書き込まないと死ぬ」
    この事から弥は第二のキラでなかったと判明している」
相沢 「うむ 竜崎は自分の推理に固執しそっちにばかりもっていこうとしてしまっている」
L  「………はい…すみません…まあ もう一冊ノートがあって誰かが
使っているのなら…その人間は必ず捕まえます」
レム(´-`).。oO「…………………………」
105メディアみっくす☆名無しさん:05/02/08 03:14:12 ID:???
父  「しかし…ノートに名前を書くと言うだけで殺せるんだ
    犯罪者だけの殺しだと火口を探し当てた様にはいかんな…」
松田 「………そうですね………」
L  「殺し方はわかったんです少しでも怪しいと思える者が出たら片っ端から押さえ
    ノートを持っていないか徹底的に調べればいい」
レム 「……………他の者はともかく竜崎はミサを疑う…
    夜神月…もう大丈夫だと思っているのか……………」
月  「レムはミサの心配をしているこうなれば あとも筋書き通り…」
月  「しかし 竜崎 殺人ノート…これは僕も本当だと信じるが
    これを持ち 名前を書き入れた者を捕まえたとして
    ちゃんと大量殺人犯として罪に問い罰せられるのか?」
L  「立証はできませんね…殺人ノートの検証をしないかぎり…
しかし 私は そんな事はどうでもいいんです事件が解決すればあとは法務省にでも任せましょう」
松田 「…いや ちょっと…
    ノートを試す必要なんかなく 罰せられるに決まってるじゃないですか」
父  「…………松田…それには裁判をし 殺人ノートを証拠として法廷に出す必要が…」
松田 「いや…でも…そんな理屈じゃなくて……………
    人が死ぬのがわかっていて何人もの名前を書いたって事ですよ
    ノートの存在を公にするべきでないのなら抹殺するべきだ」
相沢 「抹殺とは穏やかでないが上の方はそれに近い措置を取るだろうな…」
レム(´-`).。oO「…………抹殺…」
L  「ノートによる殺人を認めれば極刑 少なくとも終身刑認めなければノートに自分の名前を書かす
    そんな所ですね
    まあ そんな事は捕まえてからの話です今 考える事ではありません」
月(´-`).。oO「今 考える事ではないが 今言っておいて欲しい事だ…」
106メディアみっくす☆名無しさん:05/02/08 03:22:12 ID:???
レム(´-`).。oO「何を考えている 夜神月…ミサが捕まったらおまえの身だって…!
…………… ……………そういう事か…なんて奴だ…今 犯罪者を裁いているのはミサ それは間違いない ノートの事はバレた この先どういう過程を辿ろうとも
最終的にキラとして捕まるのはミサ それは動かないだろう…
夜神月は私がミサの命を助けると確信しているんだ…
この状況でミサを助けるには竜崎の本名を私が私のノートに書くしかない…
そして この状況で私が竜崎を殺せば 確実にミサの寿命に関わった事になり 私も死ぬ…
本部の他の者にも私の姿を見られた事をどうするんだと思っていたが…
私が死んでしまえば…夜神月の都合のいい様に全てできあがっている…
これではもう 私が夜神月を殺しても何の意味も無い ミサは助からない…
それどころか ミサの味方はいなくなり 追い詰められるのが早くなるだけ…
いや そもそも夜神月が死んだらミサは生きる望みを失う事はわかった…
もう夜神月は いろいろな意味でミサが生きていくのに必要な人間になっている…
……………全て わかっている…読んでいる…
逆に この捜査本部から竜崎が消えれば
実質ここでの捜査方法を決めていく力を持つのは夜神月となり
ミサには手がまわらない様 捜査をコントロールしていけるだろう…
いや こうなると夜神月なら本当にミサと共に世界を牛耳る事に…
……………今 確かなのはこのまま放っておけば竜崎指揮のもとにいつかはミサが捕まるという事…」
月(´-`).。oO「どうする レム死神のくせに おまえがミサに入れ込んでる事は十分わかっている
そうでなくとも ミサの寿命はまた減ったおまえはそれを見たはずだ
残りの人生くらいミサの望む様にしてやりたいだろう
そう…ミサの望む様にだ今ならまだミサに疑いを持っているのは竜崎だけだ
よほどの確証を出さなければ他の者はミサをマークする事には反対する
それは竜崎もわかっていること…しかし 時が経てば経つほどミサに迫っていく事も間違いない
おまえは さらに寿命の減ったミサを見殺しにすることはできないミサの幸せを考えてやれ」
107メディアみっくす☆名無しさん:05/02/08 03:27:03 ID:???
レム(´-`).。oO「……………… ………………今さら 私の知ってる事を全て暴露したところで
ミサの罪が軽くなりはしないだろう共犯には違いない 極刑…終身刑…
屍になるのはミサか…私か…………………夜神月は あの時から こうなる事を
考えていたのか………………」
   レムは月がレムにノートを持たせた時の事を思い出していた
月(´-`).。oO「もちろん ミサが流河旱樹の本名を覚えているのが一番ではあった
それなら竜崎がどこに居ようといつでも殺せる
当分犯罪者裁きは止めておき 事件が風化したところで竜崎を殺す
そして その死からもまた 時間をおいて犯罪者を裁いていき新世界の神となる
理想の形は そっちだったまた ミサに死神の目を持たせ 竜崎を見る事ができても
終わりだったがここのセキュリティを崩すには時間が必要だし父達にもレムの
姿を見られてしまった現状では…竜崎が死にレムも死ぬそれが最高の形!
さあレム竜崎を殺せ 竜崎がミサに不利な行動を取る前に父達がミサは完全に
白だと思っているうちに殺すんだ」
L(´-`).。oO「弥が自由になったらまたキラ……………死神と話して得る物はあったが
この死神は私が知りたい肝心なところは「わからない」だ………………
昨日も切れたノートの方で人間を殺せるのかという問いには「わからない」
だった……………
もし 切れた方に名前を書いても殺せるなら……………不可能ではない」
   Lは盗撮中の月を思い出す
108メディアみっくす☆名無しさん:05/02/08 03:31:43 ID:???
L(´-`).。oO「いや それができるのなら うまくやれば いつどこでも殺せる…
        火口すらもあの場で殺せたといえるか…
しかし…………このノートに一度名前を書き込んだ者は13日以内に次の名前を
書き込まないと死ぬ
殺人ノート…それくらいの代償があって当たり前…そして夜神月…弥海砂は生きている
…………………切ったノートにでも名前を書けば死ぬ…ならば…しかし 13日…これだけが…」
L  「どこの国でもいい 掛け合ってみましょう
    ちゃんと承認をもらえれば問題ないはずです」
月  「!」
父・松田「?」
L  「このノートを死刑に使ってもらいます」
父・松田「……… ……… ………」
父  「試すっていうのか!?」
相沢 「無理だ 今更そんな事をしなくてもこのノートの力は本当だろ?」
松田 「だ 大体 誰が名前を書くんですか?
    一度書いたら13日以内の周期で永遠に書き続けなきゃならなくなる…」
L  「ノートに名前を書き込むのはそこから13日以内に死刑の決まっている者とし
    13日経って生きていれば死刑を免除する という司法取引を交わさせる
    …………………」
月(´-`).。oO「竜崎…この考え方はやはり僕とミサを まだ疑っている…
しかし これでいい…これをやられたら 13日の嘘がばれ長期監視によるミサの白がくつがえる
……………くつがえれば ビデオの件…ノートの件…目の話…死神の話…
すぐにまた ミサという線に…やはり竜崎はミサへ疑いを戻そうとしている…」
L  「ワタリ 条件にあてはまる各国首脳に」
父  「竜崎!」
相沢 「無茶だ 待て!そんな事を今して何になるんだ?」
L  「もちろん 殺人ノートの検証です」
レム(´-`).。oO「ワタリ…ここへ戻る間 竜崎や夜神月とずっと一緒にいた…
ここに来てからもパソコン越しに何度か重要な事を…竜崎の実質の片腕…
ミサの命を延ばす事になると考えられる人間の名前を書き込んでもその人間が
死ぬまで…40秒以内ならば他の…」
109メディアみっくす☆名無しさん:05/02/08 03:32:50 ID:???
    Lの行動に皆が釘付けとなってる間に壁を通り抜け何処かへ行こうとする
    次の瞬間パソコン越しに「ガシャン」と音がした
L  「どうしたワタリワタリ?……………」
月(´-`).。oO「レム そこまでやってくれるとは思ってなかったよ」
    レムが自らのノートに何かを書き込んでいる
煽り  「名が記された!?」
次回予告「ワタリに異変…!?そして…!?次号、「胸中」!!」