ピクサー抜きで「トイ・ストーリー3」を製作するディズニーが、ストーリーを決定した。
複数の脚本家からアイデアを募集していたディズニーは、
同社の長編アニメ脚本家コースを卒業したジャレッド・スターンの脚本を採用することに決めた模様だ。
詳しい内容については明らかにされていないが、
バズとウッディがアンディの家から飛び出して冒険に出るというあらすじで、新キャラクターが登場するという。
ディズニーはスターンの構想をもとに、別の脚本家にリライトさせる予定のようだ。
「トイ・ストーリー」と「トイ・ストーリー2」を生み出したピクサー社は静観の構えだが、
ピクサーのスタッフの1人、ロニーは、自らのブログで「ピクサーの映画作りに秘密はない。
監督が作りたい映画を思い描き、そこからそこからすべてがスタートする」とコメント。
「他のスタジオは、そのスタジオなりのやりかたがあるんだろう」と、
ディズニーの重役主導での映画作りの姿勢を暗に批判する一方で、
「今のやり方では、たとえどんな幸運に恵まれようが、ピクサーのキャラクターを用いようが、同じマジックを起こせるはずがない。
まずは、最高の映画を作るための組織改革をしなくては」と辛辣なコメントを送っている。
http://www.eiga.com/buzz/050125/09.shtml