コミック書籍大手の米マーベル・エンタープライゼズ社が、多人数同時参加型
オンラインゲーム(MMOG)『シティ・オブ・ヒーロー』の制作・販売2社を相手取って訴訟を起こした。
この動きに、業界外の人々から多くの非難の声があがっている。
マーベル社は10日(米国時間)、ロサンゼルスの連邦地方裁判所に訴状を提出し、
同ゲームを販売する韓国のゲーム会社エヌシー・ソフト社と、ゲーム設計を
手がけた米クリプティック・スタジオ社を提訴した。
『シティ・オブ・ヒーロー』は、「コミック本が現実になった」ような世界を売りにしており、
その中でスーパーヒーローとなって戦うというゲーム(日本語版記事)で、20万人近くの
プレイヤーを獲得している。
訴状によれば、同ゲームは、『超人ハルク』や『キャプテン・アメリカ』、『スパイダーマン』
といったマーベル社の人気キャラクターに似せたキャラクターをプレイヤーが作成し、
それらにちなんだ名前をつけられる設計になっており、メーカー側がこれを意図的に
放置しているというのだ。
http://hotwired.goo.ne.jp/news/business/story/20041118105.html