荒野、野営するストレイト・クーガーの下へ歩み寄る人影
「クーガー、依頼があったって?」撫で髪の少年が問う
「──ああ、そうだ。デカイ仕事だぜ? カ・ズ・ヤ」
「カズマだ!!!」言葉とともにthe・反逆者カズマの髪が天を衝く
一陣の風
説明を始めるクーガー
「明日──本土の政治家がこの土地の視察にやって来るんだと…!」
「なるほど! そのクソ野郎をブン殴ろうってワケだな?」
「そんな事してどうする? 俺たちアルター能力者への偏見が強まるだけだろーが!」
「じゃ何すんだよ?」
「
ttp://o.pic.to/1rhoc ☆ ! !」
「プリーズ☆!!?」
「そうだ! この土地で貧困にあえいでいる人々のために、
援助をしてもらえるようにお願いする!!」
「なんで俺たちが本土の野郎なんかに、ペコペコしなきゃなんねーんだよ!?
イキでイナセなクーガーさんにしちゃ──チンケな依頼受けてくんじゃねーか!!
悪いが、俺ぁおろさせてもらうぜ!!」
「『逃げる』気か?」
「…だと? 誰にもの言ってんだ!?」
「フッ、そうだった。そんな弱い考え方はしないんだったな。
なんたってお前は…
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