世界的に権威のある第16回ザグレブ国際アニメーション映画祭(クロアチア)で
日本の山村浩二さん(40)の短編アニメ「頭山(あたまやま)」が
グランドコンペティション部門の最高賞グランプリを受賞したことが
21日、同映画祭事務局から都内の山村さんのもとに入った連絡で分かった。
また同映画祭事務局は「千と千尋の神隠し」などで知られる
アニメ作家宮崎駿さんが功労賞に決まったことを明らかにした。
日本人では過去に、手塚治虫さんが1984年にグランプリを受賞している。
同映画祭は2年に1度の開催で、フランス・アヌシー、カナダ・オタワ、広島と並び
伝統のあるアニメフェスティバル。
今回は14−19日開催で、同部門には世界から77本の短編アニメが出品されていた。
「頭山」は同名の落語を原作にした約10分の作品。
昨年春、米アカデミー賞の短編アニメ賞候補となり受賞は逃したが、
昨年6月のアヌシー国際アニメーション映画祭の短編部門では、最高賞に選ばれた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040621-00000268-kyodo-ent