島根県立美術館で今月五日開幕した「THEドラえもん展」(山陰中央新報社など主催)は十三日、
開幕後初めての週末を迎えた。天候にも恵まれ、山陰両県から多くの家族連れらが来場し、若手
芸術家の感性で生まれ変わった人気キャラクターに見入った。
美術や映像、グラフィック、音楽など多様な分野で活躍する若手芸術家三十人が「わたしのドラえ
もん」をテーマに作品三十点を展示。アクリル絵の具の絵画から、人工知能を活用したハイテク作
品まで多彩な内容になっている。
春の陽気に誘われて、松江や出雲、浜田、米子などから家族連れやカップルが午前中から次々と
来場。ドラえもんの世界に浸った。
両親と訪れた米子市福市の長岡美鈴ちゃん(9つ)は「ずっと、ドラえもんに会いたいと思って楽しみ
にしていた。いろいろな作品があって面白い」と目を輝かせていた。
四月十一日まで開催。期間中は関連行事として、ビデオ上映会などもある。開館時間は午前十時
から日没後三十分まで。
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/2004/03/14/04.html