政府系金融機関の日本政策投資銀行は5日、映画、アニメ、ゲームなどの
制作資金を対象にし新たな融資制度を4月に導入する方針を明らかにした。
制作会社が過去の作品の著作権を特別目的会社(SPC)に移し、
同行はそれを担保にSPCを通じて新作資金を貸し出す。
既存の著作権を流動化させ、別会社に切り離すことで、金融機関には、
制作会社が倒産した場合のリスクを軽減できるメリットがある。
過去の作品の著作権が担保になれば、
不動産などの資産を持たない制作会社にも多額の資金調達は可能となる。
日本ではこれまで、作品を担保に制作会社に直接融資した事例はあるが、
SPCを活用する手法は初めて。 (時事通信)
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040205-00000119-jij-bus_all