横浜市の中田宏市長は12日、自治体が「有害図書」に指定した
わいせつな雑誌や書籍を、青少年の出入りするコンビニなどで
事実上販売できないよう条例で規制する考えを明らかにした。
市によると、各自治体の現行の条例は18歳未満への有害図書の販売を
禁止しているが、陳列自体は禁止していないため実効性に乏しく、
青少年の出入りする販売店での取り扱いを厳しくするのが狙いという。
13日に川崎市である8都県市首脳会議(首都圏サミット)で提案、
取り組みを呼び掛ける。
市はまた、神奈川県などが条例で禁止している
18歳未満の青少年の深夜外出について、
保護者に対しても罰則を科せないかどうかの検討を提案する考えだ。
中田市長は「子どもの目に触れやすいコンビニなどでの販売規制は
表現の自由の侵害には当たらない」と話している。
ttp://www.kahoku.co.jp/news/2003/11/2003111201000249.htm