漫画研究に究極の1冊 同志社大教授が出版
漫画史と児童文学の研究で知られる同志社大文学部の竹内オサム教授(52)が
このほど、漫画研究のガイドブック「マンガの批評と研究+資料」を出版した。
社会的にも認知されつつある漫画研究だが、これまで文献一覧などがなく、ほかの
学問ほど調査研究が進んでいないのが現状。竹内さんは「この本が学生や研究者を
支える1冊になれば」と話している。
竹内さんは学生時代、漫画家を目指していたが、デビュー直前であきらめ研究者の
道に。故・手塚治虫さんにあこがれ、大学の卒論を書く際にインタビューし、本名の
「長武(おさむ)」から「長(おさ)たけし」というペンネームをもらった経験を持つ。
(中略)
引用や参照を記載していない最近の論文例や、文献リストに誤りが多い実態を指摘
した「モラルについて」や、研究者に有益な五〇―九〇年代の「マンガ表現論リスト」、
ここ十年内に亡くなった漫画家への追悼文なども盛り込まれている。
(後略)
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※引用元配信記事:
ttp://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou/031111ke133950.html ※神戸新聞Web NEWS(
ttp://www.kobe-np.co.jp/ )2003/11/11配信