>>221 気が付いたことをつらつらと。
ネム-レキだと、永く一緒に居過ぎた結果としての、今までのしがらみや行き違いの集積が、
二人の間に微妙な遠慮と距離を作っている、ように作品から感じ取れました。
ラッカがレキにとっての「鳥」となったのは、巡り合わせの要素も無視できませんよね。
もちろん、ネムの消極的な性格傾向は事実なんですが。
レキを迎えるひとの輪は既にあった。
レキ自身の“いままで”が勝ち取ったものでもあり、出会った仲間達の恵みでもあり…
ちょっと仮定の問いを貼ってみます。
「もし、くせっ毛の新生子が現れず、あのままレキの締切が迫った時、ネムはレキの部屋に飛び込んで行けたか否か?」
個人的には、そうなったらネム、ゲストルームでぐずぐずしてたりはしなかったろうと思いますが。
〜ラッカは、レキに関わった総てのひとたちの祈りを背に、もう一度レキの世界への扉に手をかけたんですわ。