熱闘高校野球部監督クロカンを語ろう

大げさな見開き心象風景みたいなばかばかしいほどの演出を
受け止めるにはあれくらいのあくの強い絵の方がいいんでないの。
非常に地味でリアルな側面と、いかにも漫画的で非現実的ななプロットや演出の
混在が、三田漫画の最大の魅力。相互にいい作用を及ぼしあっている。
そんな物語づくりを可能にしているのが、あの絵だよ。
なにわ金融道もそうだけど、あくの強いへたっぽい絵が、
マニアックな物語を支えるっていうことがあるからね。