美味しんぼ4−俺の知り合いの劇画原作者によると

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53名無しんぼ@お腹いっぱい
 美味しんぼ(読者との架空座談会)
山岡  「日本人は、権威を名のつく人の言う事は無条件で信じ込んでしまうんだ」
ゆう子 「ええ、自分というものを持っていないのね。だから人が言うと何でも
     信じてしまって、けっして疑わないのね」
山岡  「まあ、難しい話は置いておいて、ウイスキーでも飲もう。
     ウイスキーのブレンドの権威の人に教えてもらった飲み方を
     教えるよ」
ゆう子 「そういえば、山岡さん、ロックが好きだったのに、イギリスに
     行ってからはそればかりね」
山岡  「そりゃあ、ウイスキーの専門家から飲み方聞いたら、それ以外じ
     ゃ飲む気にならないよ。」
読者  「・・・」
ゆう子 「そういえば、最近の若い人は、みんな髪を染めてるでしょう。
     あれは、欧米人の真似をしてしまっているのよ。」
山岡  「ああ、最近の若者はアメリカにあこがれを持っているから、みんな髪を茶色
     や金色にしないと気が済まないんだ。情けない事だよ」
読者  「・・・。そういえば栗田さんの両親は二人とも髪黒いですよね?」
ゆう子 「ええ、よく知ってるわね。それがどうしたの?」
読者  「いえ・・・、何でもありません。そういえば究極のメニューを担当されて
     食について色々おくわしいでしょうが、何か問題などありますか?」  
山岡  「そうだな。食の抱える問題としては、金も払わずに食い物を批評する
     評論家にはまいるね」
ゆう子 「ええ、自分でお金を払わないで本当の味なんてわかるわけないわ。
     それにしても、この生牡蠣とシャブリの合わないこと」
山岡  「本当に、この生臭い味といったら。せっかくの高いワインが台無しだな」
読者  「でも、さすが究極のメニューを担当されてるだけあって、ご自分で
     買ってまで研究されるなんてさすがですね」
山岡  「え、ああ、究極のメニューは社を挙げての事業だから、取材費から
     引き落としてるんだ」
読者  「え・・・?」