福本伸行 賭博破戒録カイジ 〜第六章〜

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483名無しんぼ@お腹いっぱい
今週号まだ読んでないけど班長はまだ余裕で逃げられるじゃん。
とにかく得意の平謝りを出せ。
平謝りしながら主導権をカイジから奪え。
カイジに提案させるな。

班長:
「ワシが悪かった。今の勝負は俺の負けとして倍付けで払おう。
 そ、そうだ、コンビニ食も放出しよう。おいっ。(石和、沼川を促す)
 お、(急に気付いたように)皆の衆も食ってもらって構わんぞ。
(今までのイカサマの件をさり気なく誤魔化す)」

ガラガラ。(コンビニのワゴンを運んでくる)
沼川「なくならないよー」
石和「さあ、好きなだけ持って行ってくれ。金はいらないぞ」

はじめはあっけに取られていた皆の衆。
「あの、俺チンチロに参加した事ないんだけど...」
班長「あぁ、構わん。やってくれ」
こうして一人がふらふらと歩き出すと それにつられて
博打の痛手の少ないものから一人、また一人と動きだし
やがては堰を切ったように皆の衆が我も我もと
ワゴンの前に殺到する。
「ビールくれっ」「焼鳥くれっ」(今まで取られた分を帳消しにする程食ってやる!)

カイジ「お、おいっ、そんなんじゃ...」
しかしそんな声は皆の衆の喧噪に飲まれて届かない。

沼川「なくなるよー、なくなるよー」
その時カイジの脳裏に 船で暴落した星を買い損ねた記憶がフラッシュバックする。
ダッ。
急に立ち上がり走り出すカイジ。それにつられて残りの45組も...

しこたま飲んで食べて満足した様子の皆の衆。
黒服「バカ丸出しですね」
黒崎「バカだからね」

翌日から一ヶ月間「在庫が一掃された為」という理由でコンビニは休業となった。
実は混乱(「今日は金取るのかよー」とか)を予想して敢えて営業を避けたのだが。

そして一ヶ月後の給料日、営業が再開されると
意図せず、というか本当は班長のもくろみ通りなのだが
焼鳥や肉ジャガ等の高価な惣菜がバカ売れし始めた。
普段は自律心が強く 高いものに手を出さなかった連中が
この前の騒ぎで普段買えないものに手を出してしまったのが原因だ。

結局班長は倍払い(100万ペリカ程度)とコンビニ食の在庫放出という
痛手を負ったのみでこの危機を回避し
さらにその富は磐石の構えとなったのである。。。

(今までのレスの内容を総合して作ったものです。)