うたたねひろゆきセンセ★

デビュー作は「闇語り ― 鬼哭の章 ―」って漫画で、
左右の目の色が違う女子高生・平坂黄泉
（いわゆる魔物ハンターの家系らしい）
が、暴走族を付け狙う鬼と戦う話。

鬼の正体は恋人を暴走族に慰まれた男。
（男が退院した時、恋人は自殺していた）
憎悪と自責の念から自暴自棄な復讐に走る鬼（男）に黄泉は、
左右の目の色の違いから周囲に疎まれ、
孤独の中で世界を憎んだ過去の自分を重ね見る…。

昭和61年の少年サンデー大別冊に
第18回新人コミック大賞入賞作品として掲載された。
当時のP.N.は「わたぬきほづみ」。
審査員評は
「独特の雰囲気が良い」と「練り込み不足」。

ちなみに、その時の大賞を取ったのは岡正平さんの
「ゴールドクラッシュ'86」