山本英夫総合 殺し屋−1− のぞき屋 おカマ白書

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61最終話「輪廻」
(前回までのあらすじ)
   「だが……しかしなぁ」
   三年経っても癒されないジジィの心。その頃、イチは?

新宿・歌舞伎町で三光連合の末席に名を連ねる若き組長がいた。
元々究極のSだった彼は三年前の激闘で全てのトラウマから開放され、
その反動で現在は究極のMに成り果てていた。
「てめェら暴力に懺悔しな」「必然性が全てだ」
独特の哲学を掲げながら暴虐を奮う彼は、組織内で急速に台頭し上昇気流に乗っていた。