山本英夫総合 殺し屋−1− のぞき屋 おカマ白書

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409名無しんぼ@お腹いっぱい
何よりも話を広げるだけ広げておいて
読者を放置プレイよろしくで、ほっぽり出す結末や
途中の描かれるムードの統一性なしな部分
エピソードの中途半端な処理の仕方など
不満な部分は枚挙に暇なし

もともとイチの話かと思いきや
結局はじじいの話だったなんて
いいかげんにも程があります

しかし独自の世界という意味では
他を寄せ付けないものはあります
垣原組長も悪者ではありますが
憎めないというか
魅力的なキャラクターであるのは
作品の宝です
二郎や三郎は、どうでもいいです
出てきた意味がわからない
金子に関しても
作品の少ない良心的な登場人物なのに
紙切れの様な、死に様で
かわいそうです

良いところはあるけども
最終話で、結局のところ
作者の描きたかったことが
色々なエピソードの部分でなく
凡人には分からない
作者だけが持つ、欲望だけだったのが
残念です