バスタード!! - 暗黒の破壊神 - パート5

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100前スレの241
>>21のテンプレートを一部利用させてもらった。

■ 自分の立場
 普通のファン、危機感を持って批判する者、の中間かな?
 趣味は漫画だけじゃないし、漫画にしても他の面白いものがあるので、バスタードのみに固執していない。
 ただ、ずっと付き合っている分、ちゃんと完結するのか?という思いは強い。

■ バスタードという作品自体に関する不満/満足、ADF項。

★ A:対ポルノ戦(18巻)から対コンロン戦(19巻)までの間が、コミックス上で脱落している事について。

 不満。しかし、むしろ編集サイドの責任だと考える。
 18巻(初版)の後書きと当時の状況から鑑みた推測でしかないが、週J部数減少への対策の一つとして半ばムリヤリにハギを異動させたのだろう。「お許しが出た」というのは、道理に合わない。
 ハギに対し、編集サイドとしては新連載をやらせたかったのだ。18巻(初版)の後書きでは「次」という表現があるし(「直接の続き」を描く事が確定していればそんな表現にはなるまい)、帰還して一発目が現代編(贄編)であった事、DSが冒頭で泣きヅラ晒していた事、これらからそうした「裏の事情」に振り回されている事を容易に推測できる。
 しかし、ハギは「直接の続き」を読みたいであろうファンの為、できる範囲で編集サイドと交渉したのだろう。
 結果として、意見の妥協点は「背徳の掟編まで展開をスッ飛ばす」というものだったのだろうが……

 ・A1 ファンが脱落部分はどうなったのだ、と騒ぎ立ててストレスを溜めている現状。
 ・A2 A1に対して少しでも応えようとしてとして、話の流れに逆らわないよう、
    包帯少女の心理描写という体裁を取りつつ、ベヒモスだのリヴァイアサンだのを描いたり、
    ウリエルの心理描写という体裁を取りつつ、サタンやアムラエルとのやり取りを描いたり、
    そういうのに引っかかる"など"(原因は他にもあろう)して、問題Cにつながる現状。

 これらの問題に波及する事は、編集サイドとして予測できてしかるべしだった。ハギの言い分を全面的に受け入れるべきだったのだ。
 (……ま、推測が正しかったとしてだが、そもそも地獄の鎮魂歌編の途中で週Jを追い出されたからだとすればこれまた自業自得ではある)

 ただ、これに対する反論として、『19巻後書きで、「直接の続き」を100p近く描き上げているが、週Jでの再開に間に合わなかった、とあるではないか。これはおかしな理屈で、19巻の発行には間に合っているのだから、19巻で対コンロン戦を収録するに先立って、それを収録できたはずである』というものが予想できるが……
 であるにも関わらず、収録できなかった理由として、

 ・A3 100pでは、対コンロン戦までの空白を埋めるのに十分ではない。
    よって、19巻の発行にも間に合っていないから。
 ・A4 雑誌上の連載中に発表し、コミックスでも収録する、とした方が
    集客力・訴求力があり、儲けを弾き出せると判断されたから。

 と解釈するのが妥当。
 A4については、今までも何回かコミックス書き下ろしをしている事実から考えにくいが、A3についてはありえる話だ。
 しかしながら、もしこの脱落部分を収録したという「未使用」(俺は見ていない)で、話が十分につながっているのなら、弁護としてはいささか弱いのだが。

★ D:描写/演出にこだわる事に偏っており、一方で深み/面白さがない、と判断できうる事について。

 不満。それ、外ヅラだけの空回りというDEATHよ。
 俺は、敵味方の人物配置や駆け引きや非全能性や危機感といった、バトル漫画としての面白さの必要条件を欠いている、迫力だけで押し切るような現状が好かん。C-RPGで、中盤のどうでもいいサブイベントのオートモードを眺めているのに近い感覚だぜ。

★ F:その他。

 ハギの構想にある物語の進む方向性に不満があるわけではない。メガテンやデビルマンの焼き直しだが、そこは「別の作品の換骨奪胎リミックス漫画のバスタ」だから別にいい。(いささか投げやりに)


 他の9項目については割愛。長くなり過ぎたので。