火の鳥シリーズを語りつくせ!

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210127
127です。
長年の疑問に決着をつけるため、太陽編の連載されてた野生時代を全部借りてきました。
(国会図書館じゃなきゃ駄目かなと思いましたが、県立図書館に所蔵されていました。
館内利用のみで貸出しはできませんでしたが)

…すごい、第1回から構成もセリフも全然違う!
見たこともないページも山のよう(単行本での書き下ろしもあることも分かった)
確かにお茶の水博士と猿田は兄弟になってました。
で、お茶の水博士の息子が大友。
スグルに化けてシャドー本部に潜入した火の鳥に、猿田が目を焼かれるシーンもありました。
その後のフォローは結局されないままでしたが…
光本部から生還したスグルをめぐり、ヨドミとイノリの修羅場シーンまであったとは。

ただ、連載版だと物語半ばを過ぎたあたりで光編の方が一応ケリがついちゃってるのに、
ラストは角川初版のままという、構成上矛盾が出てきてしまってるんですよね。
(ヨドミが打たれるシーンを意味なく2度繰り返している)
このあたりは単行本化において変更して正解だったかと。
でも、こうしてみると連載版、角川初版、現行版とも決定版にはなり得てないですかね。
最後のセリフは、「…本当に自由な世界へ!」の方が合ってる気がするし。
やはり全バージョンを収録した単行本を出してほしいものです。