◆漫画家の愚痴スレッド・6◆

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505花と名無しさん
>>491
私も失恋する度仕事が増えたよ。
投稿しているときとかもそうだったけれど、他に好きなものがあるとそっちに気が行っちゃって、漫画がおろそかになっちゃうのかも。
んで、男と別れる度に投稿作描きあげて送ってた。
まあ、若い時は半年周期で別れてたから、さほどブランクにはならなかったし、男がいるときでも夢中になって描き上げることができなかっただけで、全然描いてなかったわけじゃないしね。
デビューして数年後、それまで、そこそこ仕事はあるけど、まあ鳴かず飛ばずって感じだったのが、大失恋して、漫画描くのも辛いのに描かなきゃいけなくて(仕事だもん)歯を食いしばって描き続けてた。
そしたらある日、大きな仕事を振られて、がむしゃらになってやってたら、それがシリーズになって、単行本もがんがん再版がかかって…。
業界的にはせいぜい中ヒット止まりだろうけど、私個人的には大成功って感じだった。
あの時、男がいたらあんな無茶苦茶な仕事の仕方はできなかったと思う。
ハングリーさも必要だし、見返してやるっとばかりの意地がばねになったのかも。
>>490さんも頑張って。
今は、おネーチャンより漫画を描きなさいってことだよ、きっと。神様がそういってるの。
失恋は辛いけどね。

ちなみに、私は今現在は結婚するべき相手に巡り合い、子供にも恵まれて幸せですが、もしかしたら、一般的な家庭的幸せって、漫画を描くうえでは邪魔なものなんじゃないかと思う今日この頃。
漫画描くの、辛い。
いや、描くこと自体は好きなんだが、幸せぼけした頭ではネタもプロットもネームも、しぼってもしぼってもしぼりカスしか出てきやしない。
頭の中で組み立てたお話しを、ま、こんなものかと描き続けてるだけのような気がする。
あの、ハングリーな気持も、漫画への情熱も、なんか消し炭みたい。
だからといって、今の幸せを手放す気には毛頭なれないけど、守るべきものができるって、守りに入るって、こういうことなのかとしみじみ思う。