編集者達の愚痴スレッド

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725名無しんぼ@お腹いっぱい
あー、うっかり校了明けだから全部読んで暗澹たる気分になった。
ひどいスレに仕上がってるね。漫画界の将来の暗さを予感させる(笑)。

編集者が一番萎えるのは、担当編集を敵だと思っている漫画家に当たった時だ。

すごく優秀な編集者なら、そんなことで仕事に影響が出たり、
ミスを犯したりはしないんだろうが、俺はどっちかというとダメ人間なので、お話をして憂鬱になるような相手には
連絡の電話も遅れがち。誤植増えがち。単行本のデザインおざなりにしがち。

編集が作品に意見を言うと、自分を攻撃していると受け取る作家とか、
いかに担当者のセンスがないかをどこかで触れ回る作家とか
自分の作品が思い通りにヒットしないのを、担当者のせいにしようとする作家とかね。

締め切り交渉で、編集を相手に「延ばしたぞ!勝ちだ」と思っているのが
伝わって来ると涙が出てくる。
製版所に頭さげるのも編集長を説き伏せるのも、
何のためにやっているのかわからなくなる。

編集会議で突っ張りまくってページ取っても、
寝ずに原稿取って製版所のオジさんに怒鳴られながら入稿しても
そういう作家は「それは自分の実力なら当たり前」
「それで金もらってるのが編集だろ」としか思わない。
更に「サラリーマンは使えない」なんて追い打ちをかけてくださる。
モチベーションの低下は、更なる無能を呼ぶから、
ますますミスや行き違いが増えて作家との関係は悪化する。
「優秀」な編集でないと仕事ができないなら、そういう編集者を自分の力で
探してきて自費で雇えって思うね。マジで。その分原稿料上げてもいいよ。

他に有望な作家を持っていれば、仕事の情熱は、そっちに注ぎます(笑)。
いや、最低限のフォローはするけど、それ以上どうしようもないじゃん。
苦労して推しても、意志の疎通がうまくいかない作家でヒットは望めないし、
万一ヒットを出しても、作家に信頼されていなければ、編集者に先はない。