たま〜にモーニングに載ってるプラネテス

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612名無しんぼ@お腹いっぱい
ところで今日読み返してみたんだけど、作者が折り返しで言っていた
「宇宙」を一番体現している話って実は第4話(ハチマキの実家の話)
だと思う。

『過去も未来も、どこもかしこもひっくるめて「宇宙」。』

例えば176p3コマ目。ユーリと九太郎の並んで立っている背景に
若き頃のユーリとネイティブアメリカンが座っている。同じコマになんら違和感なく。
179p3−4コマ目。ユーリが夜の海から奥さん(多分)を連想している。
でもコマ的にはまったく連続している。
さらに最後の九太郎が打ち上げの後学ランの折り目を戻している。
これだってハチマキ達を見送ってからの時間の経過をわずか2コマで
表現している。

要するに何がいいたいかって言うと時間も空間も入り乱れて話が構成
されている。これこそが「宇宙」。

「無いんだ
 世界のさかい目が

 なんか…
 それでいいと
 今は思うよ」

ユーリの台詞が台詞だけで終わってない!

幸村さん、やっぱあんたすごいわ…

皆さんも凄いと思ったシーン挙げてくれませんか?