たま〜にモーニングに載ってるプラネテス

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562名無しんぼ@お腹いっぱい
>>544
『3はいい話だ。』
これでプラネテス評が終わりました。
次から作者が大好きなヤオイリスペクトが始まります。
万戸いじりながら。

『が、例えば「妻の形見を見つけた瞬間」。この種の場面での
感情の発露の描写に力を入れた「コミックマーケットで活動するやおい作家」
たちの作品を見慣れた目には、3の演出の稚拙さが気になる。』
ユーリが奥さんのコンパスを発見した場面の話ですね。
確かめてもらえばわかりますが、ユーリはコンパスを発見した時、ほとんど表情を変えません。
そしてコンパスを手に取ろうとした瞬間、泣いてるとも笑ってるともつかない微妙な表情をします。
この場面は、素直にユーリの感情を表した、とてもイイ場面だと思います。
が、ヤオイで鍛えられた評論家にはコレは気に入らない表現だったようです。
もっと『感情の発露の描写に力を入れ』ろ、と。
発見した瞬間に、イナズマトーンを貼ったり、ガガーンと効果音を入れたり、
目をこれでもかと言うぐらいに見開いきながら手を口に持っていき、「やっと見つけたよお!!!」
とでも言わせれば、多分この女子供文化評論家は納得したでしょう。

『とはいえ、
ここは「やおい作家」たちの技量をこそほめるべきだろう。』
で、描写が激しいやおいのほうがすぐれていると結論を出したようです。

多分そういうことです。俺の理解ではコレが限界。