たぶんレスつかないだろうけど墨攻(ぼっこう)

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1奥さん、名無しです
革離様、趙軍が責めてきます。

読んでる人いますか?不安だな・・
2名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/08(金) 18:42
可愛い女の子描いてた頃とどちらが好みなんでしょう。
ちなみに俺は昔の作風が好きな厨房ファン。
3名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/08(金) 19:19
子供に読ませたいマンガ。
4名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/08(金) 19:25
原作の酒見賢一の小説は、ほとんど外れがないので読んでよし
5名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/08(金) 19:54
以前『墨攻』のスレが立った時に興味を持って、文庫本買いました。
すごく面白かったです。
ただ本屋にあまり入ってなくてそろえるのに苦労しました。
6名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/08(金) 20:07
百足戦記萌え
7奥さん、名無しです :2000/09/08(金) 20:31
1です。やっぱ読んでる人はいるんだな。
コミック文庫なんだけど何巻まででてるんでしょうか?
8名無しー12時間打ち :2000/09/08(金) 20:49
娘と革離のファックはショッキングだった
うそお〜ん
9名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/08(金) 20:55
墨子について、この漫画が最高に詳しい娯楽作品だろう。
なんせ彼らは中国よりも日本で名が知られているほどの
中国史上での異端だし。
10名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/08(金) 21:03
原作を逸脱した頃から目が離せなくなった。この作品で森秀樹は歴史物の
コツをつかんだ。
11酒見の :2000/09/08(金) 21:03
原作の潔い終わり方も好きだが
漫画版の方が見ごたえがあるなあ。
ジブリでのアニメ化が現実になっていれば(企画止まり)
見てみたかったのに。
12名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/08(金) 21:06
>8
同感、まじですか?って感じでした。
漫画としての出来はいいですよね。
13>7 :2000/09/09(土) 02:44
全8巻です。
14名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/09(土) 02:54
目がこわい
15名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/09(土) 03:01
なんでかわからんけど、ラストで超感動した。
漫画版しか読んでないけど、原作とちがうのか。
16名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/09(土) 03:12
あんな効き目絶大なクスリはおいらも欲しいぞ!
17名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/09(土) 06:08
こういう漫画はおじょしろ
18U-名無しさん :2000/09/09(土) 06:11
原作はハゲのおっさん死ぬんだけど。
漫画はどうなの?
19名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/09(土) 06:20
>18
革離のこと?>ハゲのおっさん
だったら全然違う展開だなぁ
漫画版はすごいことになってますよ
20名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/09(土) 11:30
小説はほんっとにあっけなく終わります。
21名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/09(土) 11:33
この作者って、昔サンデーでラブコメ書いてましたよね。
22名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/09(土) 11:52
原作者である酒見賢一は、マンガの展開にどう思っているのだろう?
でもあのマンガ、賞も取ってるからな。後宮小説のアニメに関しては
コメントしているのを見たことがあるが、墨攻にかんしては何も
言ってないような気がする。どうせなら「陋巷に在り」もマンガ化
して欲しいな。

因みに自分は原作もマンガも、両方好き。マンガの方を先に読んだ
ため、原作はあっさりしすぎて拍子抜けしたけれど、原作者の他の
小説を読んだら原作も好きになった。
23名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/09(土) 13:29
>>22
昔、「誰かエピクテトスを漫画化してくれないかな」って書いてた。
俺も読んでみたい。
24名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/09(土) 13:48
>22
アフタヌーンの「ジョーカー」じゃダメか?<陋巷に在り
2522じゃないが :2000/09/09(土) 13:52
ダメすぎ。
つうか、あんたあのときの人か?
26名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/09(土) 13:54
へ?>25
27名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/09(土) 14:15
いや、アフタスレで「ジョーカー」の悪口言ってた人かな、と。
28名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/09(土) 17:48
墨攻はマジ傑作だと思う。
原作付きの漫画のほとんどががっかりする出来なのに
これは原作と比べても遜色無し。
29名無しでおじゃる@愛てんこもり :2000/09/10(日) 00:58
前でレスしてました。またできて嬉しいです!
墨攻は文庫本なら大きな本屋にまだ売ってるはず。まんだらけにも
全巻揃っていた覚えがある。漫画喫茶で見かけないのが残念。
30名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/10(日) 01:03
わたしゃ漫画版第一部ラストの甘ったるさに辟易してしもうた・・・
革離が死の間際まで状況を分析して、自嘲しながら死んでいく所が好きだったのになあ・・・
31名無しさん :2000/09/10(日) 06:29
物凄い才能ある人だと思うし、
友人にも勧めてるんだが、
この絵じゃ爆発的なブレイクは望みにくい・・・。
福本伸行の例もあるので、分からないけどね。

32U-名無しさん :2000/09/10(日) 07:22
ハゲを生かしてしまった時点で×
続編を書くという色気に負けてしまってるよ。
331 :2000/09/10(日) 14:11
全巻読みました。

我々の先祖だったんですね。
34名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/10(日) 18:39
うわー
直球ネタバレ
35名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/10(日) 20:45
age
36ハゲハゲいうな! :2000/09/10(日) 21:30
…ハゲだけど。
その上ヒゲ面で小太りだけど。ストイックでカッコよかった…革離。
萌え。
37名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/10(日) 21:52
でも娘(にゃん)とやってしまった革離
38名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/11(月) 00:07
原作は或る意味、孤立した一地域の攻城戦、丁丁発止の駆け引きを描いた
「7人の侍」系譜にある中篇。マンガ版はよくも悪くもそこから逸脱(進歩)
してるんだよな。
39名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/11(月) 00:42
第一部って打ち切りじゃないの?
40名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/11(月) 03:26
最初の方は面白かったけど、ラストで爆笑したね。
41名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/11(月) 03:57
ナレーションの語り口とか、ネタの使い方とか、
いきバタな展開とか、なんか小池和夫っぽい。
42名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/11(月) 16:12
兄貴がつれてきた客人って、結局役に立ったのか?
43名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/11(月) 16:16
ムカデ戦旗の2部をやる気はないのか?
44魁!名無しさん :2000/09/11(月) 17:41
最後の秦の始皇帝はなんでいれかわっちゃたの?
45名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/11(月) 19:10
>42
引き立て役。
46名無し〜 :2000/09/12(火) 00:44
この作家の今連載してるやつ、なんだっけ?
なんかやたらと意図的なパンチラ?が多いぞ。
墨攻は面白かったけど、今のはあまり人気ないのかな?
編集者に『お色気がたらーん』とか言われたのかな?
47名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/12(火) 01:48
>46
海鶴で抜く奴はいねえべ
48名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/12(火) 02:16
「墨攻」ふくめ、作者が歴史物に開眼してからの作品で、結局最高のできだった
のは「ムカデ戦旗」だったと思う。
つーわけで今のテキトーに打ちきって、再開してくれや。
49名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/12(火) 18:27
ニャンのパイオツカイデー
50名無しさん@お腹いっぱい。 :2000/09/13(水) 00:08
「青空しょって」も好きだった。
51ああっ名無しさまっ :2000/10/21(土) 04:18
あげます
52ああっ名無しさまっ:2000/10/28(土) 00:42
最近漫画文庫でそろえはじめました。
今にゃんが出てきたところです。おもしろいです。
戦争の悲惨さや空しさがリアルに伝わってきます。
革離かっこよすぎ


53ああっ名無しさまっ:2000/10/28(土) 01:52
墨攻、この本をお勧めしてくれた貸本屋に乾杯。
でもラストはねぇ、徐福伝説?さぶい…
54ああっ名無しさまっ:2000/10/28(土) 04:32
海鶴といい、この人の描く娘っこに萌えてしまう俺はどこかがおかしいのだろうか。
誰か、誰か教えてくれないか。

墨攻より、百足のほうが好き。
革離のイメージがあったから主人公が色男とは思わなんだ。
55>53:2000/10/28(土) 10:23
議論の多いラストだけど、思想史的には案外とマッチしてるとか。

数千年の間忘れられていた「墨家」が中国で再評価されたのは日清戦争がきっかけです。
中国(清)の読書階級の多くは日清戦争の日本の勝因を「科学技術」と「武士道」とみなし、官僚主義と技術軽視をもたらす中国の儒教道徳が批判されました。
そして彼ら中国の読書階級が、「武士道」に似たモラルを持ち「技術」を重視するイデオロギーを自らのルーツに求めたとき(まあ洋務運動は以前からあったわけですが)、発見、再評価されたのが「墨家」です。
漫画を読んだ方は墨家のテクノロジーに関してはよくご存知でしょうが、墨家集団は日本の武士を思わせるように落城の責任をとって集団自決したりしていますし、何よりかつては儒家と双璧を為す諸氏百家の二大派閥だったわけです。
無論 墨家=武士道 みたいなベタな話をしているのではなく、重要なのは19世紀末の中国のインテリには「武士道=墨家」という議論がある程度の説得力を持つものだったと言うことです。

で、この漫画のラストは 墨家=日本文明の源流 みたいな感じになるわけですが、原作者の酒見賢一は↑のようなことを当然念頭に入れているのでしょう。

墨家が本場では再び忘れられ、日本でのみ知られていることも考え合わせると、この漫画のラスト、「墨家は日本で終わる」というのは一種面白いメタファーと言えるかも知れません。
56ああっ名無しさまっ:2000/10/28(土) 15:20
だね。ifとしては面白いけど鵜呑みにする厨房がいそうで怖い。
ほかにも義経→ジンギスカンとか。

墨家の漫画は他にもモーニングで連載されたやつがあるね。
こちらは開祖の話だが。

墨家の精神を日本の公務員や政治家に見習わせたいよ、マジで。

57ああっ名無しさまっ:2000/10/28(土) 18:19
48>
テキトーに打ち切ったな
58ああっ名無しさまっ:2000/10/28(土) 20:39
そうか、無謀スレッド第三弾はコレにすればよかった。
59ああっ名無しさまっ:2000/10/28(土) 23:04
海鶴、どこで盛り上がったんだか分からんうちに終わったね。
ところで墨攻って、変なヒルみたいな虫を使って城を落とす話がありませんでしたっけ。
60ああっ名無しさまっ:2000/10/29(日) 02:05
>59
あったよ、あの話はいらんと思う。
61( ´∀`)さん:2000/10/29(日) 02:06
4巻くらいまではサイコーだった。
なんか虫部隊とか秦を利用して墨家がのし上がるとか、
スケールがでかくなるとこからちょっとついていけなくなった。
最初の「小城を守る」っていうとこまではリアリティーがあってよかったんだけど・・・
だんだんSFチックになって俺的には破綻した印象が・・・
まあ原作あるならしょうがないか。
62ああっ名無しさまっ:2000/10/29(日) 06:00
>55
面白く拝見いたしました。
しかしあのラストは酒見氏の案ではなく途中からオリジナルの
アイデアで勝負された漫画家の森氏の功績かと。
61さんのような意見も無論あるのですが・・・。
63名無しさん@お腹いっぱい。:2000/10/29(日) 08:49
だよね。原作途中で終っているから酒見賢一はどう思っているのか・・・
64名無しさん@お腹いっぱい。:2000/10/29(日) 15:44
ただ、墨家の”鉄の規律”はある種のオカルト的束縛があったればこそ。
当時においては、一種の合理主義思考の芽はやはり儒にあったのでは
ないかな(むろんシャーマニズム源流のそれに限界はあるが)。
65名無しさん@お腹いっぱい。:2000/10/29(日) 16:03
>55
君はなかなかいいレスをするね。
見所があるよ。
これからも是非そういったカキコをしてくれ。
頑張ってくれ。
66ああっ名無しさまっ:2000/10/29(日) 16:07
>65
でも儒家の方が成立が古いから二つを並べて比較するのはちょっと
問題ありかも。
67ああっ名無しさまっ:2000/10/29(日) 16:24
儒に関しては原作者の酒見賢一が「陋巷に在り」で詳しく書いているね。
68名無しさん@お腹いっぱい。:2000/10/29(日) 17:34
なるほど・・>55
69名無しさん@おなかいっぱい。:2000/10/30(月) 20:50
レスつくかもしれないのでage
70名無しさん@お腹いっぱい。:2000/10/30(月) 21:20
儒家vs墨家の論争は面白い。
儒:「葬式というのは人間の基本的な礼だ、それをおろそかにしては
人間とケモノの区別がつかない」
墨:「あんたら、なんの生産性もない葬式とか音楽にカネつかってどーすんだよ。
大体お前ら、飯の種だから人が死ぬと大喜びするんだろ?逝ってよし!」


墨:「人を友人とか親戚とかで区別するな。世界は一家、みな兄弟。すべての
人に愛をそそがねば……
儒:「アホか。世界は一家ってのは逆にいえば、父親をほかの連中となったく
同じに扱うってことじゃねーか。家族というものに対し、他人以上の愛情を
持つのは、人間の自然な感情なんだよ。その自然を無視して、机上の空論を
言う墨家はドキュン」

もともとコンセプトは違うけど、こういう思想闘争みたいなことも「墨攻」
でやってほしかったな。
71ああっ名無しさまっ:2000/10/31(火) 14:22
時は満ちたな。
墨攻の続編書いてくれ。
72:2000/11/01(水) 01:46
だれがほじくりageたんだかしらないけど感謝age
73母を訪ねて名無しさん千里:2000/11/01(水) 02:03
>71
描きようないべ
74ああっ名無しさまっ:2000/11/01(水) 02:13
それよりもムカデ戦記を…
75名無しさん@お腹いっぱい。:2000/11/01(水) 04:17
「東周英雄伝」に墨家の開祖の話があるの知ってる?
76809:2000/11/02(木) 01:42
あげ
77ああっ名無しさまっ:2000/11/02(木) 23:35
友人が好きで勧められたが偽善っぽい作風が合わなくて面白く感じられなかった
氾濫している粗悪な作品とは違うけれど人を選ぶと思う、俺にはNGだった
78ああっ名無しさまっ:2000/11/04(土) 23:34
読み終わった。
ニャン幸せになって良かったね
79ああっ名無しさまっ:2000/11/05(日) 00:41
>>75
あの話は酒見の原作小説のプロローグにも使われてる。
漫画「墨攻」には無いのね。
「女禍」欄外で大西巷一が酒見のファンだと告白したが、
(バレバレで、隠す気もないだろうが)
だったら酒見賢一原作で書けよ。
あの人漫画好きなんだからさあ。
80名無しさん@お腹いっぱい。
あるとき、公輸盤(コウユハン)という人が、おもちゃのカササギを作った。
そのおもちゃは一度飛ばすと三日も飛びつづけるほど精巧にできていた。
その出来ばえを自慢すると、墨子はこう答えた。

「大工が車の楔(クサビ)を作るのには及ばない。
大工は見るまに長さ3寸ほどの木を削って車輪止めの楔(クサビ)を作る。
しかもその楔は50石の荷重に耐える。
人を“利”する技術が“巧であり、人を“利”さぬ技術は
“拙”(セツ/つたない)だ。」