1001-1020は
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/comic/1378997428/613-614,698-699 1021 『狐子の嫁入り』 テイヤン
前回の「蜘蛛」同様、描き慣れていて上手い。ただ同じ構図が続いたりバストアップ絵を多用したりというクセも変わらず。
緩急が上手くなればプロレベルだと思う。42Pは狐との対比を効かせるか狐子の全身絵を大きくするかどちらかを強調すべき。
一番インパクトが必要なのに中途半端。話の展開としてもここに重点をもっと置いたほうがいい。全体の印象がボヤけてる。
1022 『Tn the dream./Tn the real.』 ymils
夢の中をリアルに、現実をマンガ的に描いてるのは意外と効果的で面白い。コマ割りにも違いを出していたりとニクイ。
夢世界はあまり少年・青年誌向きの絵柄ではないが、寧夢が見ている世界と思えば受け入れられる。上手い。
夢と現実を行き来する話は古典的なネタだが読ませる。夢と現実がどう繋がるか明かされずにヒキだが、続きが気になる。
1023 『ぴゃかぴょこ』 ヲシダ
前回の「しのびーまん」同様、小学生低学年が自由帳に描きなぐったような話。
しかし今回は小学生低学年に読ませても大爆笑は取れない。これではクラスの人気者にはなれない。
小学生低学年にはうんこちんちんが必要。ひそかに期待していたので残念。味はあるんだが…。
1024 『アイドルレシピ』 鶴見ストーンズ
昭和の少年誌のお色気マンガという感じ。これを懐かしいと思う中年世代には受けるかも。ベタなオチも昭和的。
デッサン狂いが激しい。しかし構図・展開の緩急などが上手く、全体としてはマンガを描く技術が高い。
今風な絵が描けるようになったらバケるかも知れない。少年・青年誌よりは成人誌のほうがあってそうだが。
1025 『Fiendish Sprite』 森尾聖生
まるで版画のようにかすれていて見辛い。書き文字だったり活字だったり一貫性がない。画力も低い。
メタでこそないが、微妙にゼクレっぽいのが気になる。掲載作とは無条件に比較されるのでカブリは避けたほうがいい。
話は意外と面白そうだがヒキが悪い。もう少し話の全体像が見えるところまで描いていれば完成度が上がった。がんばれ。