AGEHA2巻「トワイライト症候群」でモトキとアゲハが解いた4つの不思議に正体が分かった。
最後の二つは最終話への伏線でいい(あそこには百足先生もいたから)。
実は最初の二つはエクセルサーガとエコー/ゼオンのメタファーだったんだ。
エコー/ゼオン→ピアノ(音楽室のピアノが物語のターニングポイントなのが「終盤」明かされている事に因んだもの)
そう「走る二宮尊徳」はエクセルサーガのメタファーなんだ、順を追って「丁寧」に説明しよう。
http://www.amazon.co.jp/review/RK6UZD0NEOSBA/ref=cm_cr_rdp_perm 27巻レビュー内容の先行掲載になるんだが、実はMENCHIが四王寺家へと立ち寄った理由はあの首輪を調達する事だけではないんだ。
レビューで説明したが「ソラリアの技術情報」が四王寺家に集められている、その技術情報を手に入れACROSに「報告」するためにMENCHIは四王寺家に立ち寄ったんだ。
そして「ソラリアの歴史」や「ソラリアの技術情報」や「コアの製造方法」を報告した上に
「人間と人外の種族の垣根を越えたコミュニケーションツール」である六本松3式と六本松4式の技術情報を「伝授」する事で
「人間の製造は可能」と証明し、今まで未知の領域だった「人外とのコミュニケーション」を可能にしたんだ。
そしてその功績が称えられMENCHIは向こう側で末永く語り継がれる偉大な存在と扱われたんだ。
つまり27巻帯漫画の真相は「MENCHIのみが向こう側へと帰る権利を得たため計画は失敗に終わったのでエクセルが抜け殻を食す場面」だったんだ。
「走る二宮尊徳」は「世界を正すために奔走するMENCHI」を基にしたものなんだ。MENCHIの偉大さを表現するにおいて最も妥当な存在が「二宮尊徳」なんだ。
そして冒頭で「季違い」を百足先生が繰り返したことから、この俳句は「六道館にとってのMENCHIと少年画報社にとってのMENCHI」をもとにした俳句なのがわかるんだ。
「非常食」と「白銀の獅子」という「噛み合わない組み合わせ」に基づいた句なんだ、つまり「季違い」とは「既知外」のメタファーなんだ。