ゴルゴ13-56

ゴルゴの目的がやっとわかった、核原子融合炉破壊の依頼を引き受けた謎もこれで説明つく
あの依頼は依頼人にとってマイナスになる依頼、錆びた黄金ではそれを理由に依頼を断ったゴルゴがなぜこの依頼を引き受けていたのかずっとひっかかっていたんだ
ゴルゴはこの場面のために今まで仕事を引き受けていたんだ、世界各国の諜報員が入手した情報は実はゴルゴがリークした情報だったんだよ
いいか、G１３ファイルの出所がアメリカだということが重要なんだ、アメリカは機密情報を必ず公開するようにできている
当然、ゴルゴ情報も公開される、その時この話で世界各国が恐れることが起きる
ゴルゴはそれを起こすために、あえてそういった仕事を引き受け続けていたんだ。
「ゴルゴに深入りするものはみな死ぬ」というのはリアルリークスみたいな連中の勇気を試すためにゴルゴが用意したテスト。
ゴルゴは自分自身を犠牲に世界各国の汚い部分を正そうとしている、彼らに知られないよう気を使いながら。
先の核融合炉破壊の依頼を引き受けた理由もそれだ、ゴルゴは世界各国に平等に核原子融合炉で台頭する機会を与え
アメリカの石油事業独占を防ぐためにあの依頼を自らの秘めたる目的の好機ととらえ引き受けた。
実際、さいとうたかをの他作品では汚職するものは必ず天罰が下る展開にしている。
だからない話じゃない。