豊島ゆ〜さくについて語ろう 3

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266名無しんぼ@お腹いっぱい
○「機動戦士ガンダムAGE」・3話
ハイ、3話まで観てみました。
コレは何なんだ?…「児童向け」?「子供向けの戦争体験」?その辺は…まぁ、人格者が我と我が身を捨てて
崇高な犠牲となる「子供に"正義心"というモノを教える」という立派なテーマはありました。また、ソレを
描くための努力は並大抵のモノでは無く…特にこの3話は、作画もシャカリキ。機械的3DCGでない手描き
の動きはいいモンで。コロニーの崩壊も、特にミラーが砕ける所が圧巻。…「正しき心」を児童に伝えるた
めの「単純化」「象徴化」が本企画のタテマエ、と言えなくもありません。しかし、それを「ガンダム」でやる
のか…?例えば「エヴァンゲリオン」を、こういった単純化された児童向けの勧善懲悪スタイルでリメイク
したとしたら、一体どんな反響が返って来ると思います?
「ルパン三世」。アレも毎夏ごとに長編がリメイクされておりましたが…その仕事をナメてかかり、いわゆる
"赤ルパン"…世の中で最も知られているポピュラーなシリーズで、かつ一番の駄作とも評される2作目を何本
か観ただけで「「ルパン」ってこうなんでしょ?」と誤解し、そのスタイリッシュなダンディズムを取りこぼし、
「ユカイなコソドロのオッサンが駆けずり回るコメディ」と捉えた内容にしちゃった年もありました。案の定
ブーイングの嵐。当然です。「ルパン」の血脈は、元を辿れば仏映画のフィルムノワールにあるのですから。
名作をリメイクするという企画には、その「歴史」を全て背負い込むほどの「責任」が生じます。ちなみに