出版業界がやるべきこと↓
http://d.hatena.ne.jp/ayanami/20101219 1.規制に対して常に反対する大規模な団体
そもそもこれだけ出版業界や関連業界にとってクリティカルな事象であるのに、
きちんと真っ向から反対運動を繰り広げる団体がほとんど無い事の方が不思議だ。
陳情やロビー活動の大部分は個々人有志任せで、出版各社やアニメーション各社は特に
大したことをやってこなかったというのはおかしいだろう。
規制反対活動は個人任せにしていても限界があるし効率も悪い。
そもそも自分たちの飯の種なのだから出版社や関連業界で一丸となってやるべきだと思う。
関連業界だけでなく一般人も参加出来る団体を作って欲しい。個々人に負担を強いるような現状には未来が無い。
(1)一般層への周知・啓蒙
新聞やテレビのニュースを読んでいるだけでは絶対に判らない記事を好き放題に書かれている。
こんな状態を払拭する為には啓蒙活動が必要だし、マスコミにも変な事を書かせないようにしないと
いつまでも同じ事の繰り返しだろう。
(2)不健全図書・有害図書に関する研究
「表現と行動の因果関係が科学的に証明できない」と二、三行の文章でそう言われても、
そんなものを誰が信用するのだろう。(略)データを積み重ねた上で自分たちの自主規制の妥当性を示すべきだ。
(3)ロビー活動
例えば国政の場では日本ユニセフやキリスト教団体その他諸々が
「児童ポルノには二次元も含むように法律改正して下さい」と強くロビー活動をしているのに
出版関係等は何も運動をしていないのは常識的に考えられない。
何もしていないのは反対していないのと同じ。
(4)圧力団体化
今回の都条例改正の流れで一番足りないと思ったのがこれ。
出版社などが主導したきちんとした大規模な団体があればロビー活動が出来るだけでなく
陳情などの効率も格段に向上するし、忙しいなどの理由でコミット出来ない人は
資金協力等によって後方支援しやすくなる。