【週刊なのに】蒼天の拳42【月1ペース】

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902バカ
中国拳法の祖とも言える少林拳。
河南省嵩山にある武術の修行場所としても有名な禅宗の寺院である少林寺だが、
少林寺の武術の起源は、インドから来た菩提達磨が始祖であるという。
菩提達磨が少林寺に来て禅宗の教えを授ける際に、少林寺の僧侶たちが体力が無くて
精神を鍛えることが出来ないことを嘆き、体力を鍛える秘法、易筋行、洗髄行を授けた。
その後洗髄行は失伝したが、易筋行を元にして少林寺で十八羅漢手という武術が発達し、
これを元にして少林拳が出来たという。

少林寺で修行した僧侶は、その後に武当山にこもって修行し、道教の吐納法(呼吸法)や
導引術(心身鍛錬法)などを合わせた内家拳(太極拳・形意拳・八卦掌・六合八法拳)を
編み出した、とされる。

少林拳のように筋骨、体力を鍛え、体を外面から強くして剛力を用いる武術を外家拳と呼び、
太極拳のように呼吸や内面を鍛えて柔軟な力を用いる武術を内家拳と呼ぶ。
しかし、実際には少林拳も初期の練習でこそ筋骨を鍛えるが、練度が進むと内面を鍛え、
逆に、太極拳にも剛の力が多く含まれている。

また儒教の経書により「気」の考えについても多く取り入れられ繋辞上伝には
「太極→両儀→四象→八卦」とあり、漢代には「両儀」は陰と陽の二気に、宇宙の根元
である「太極」には春秋学の「元」の思想から生まれた「元気」に措定され、
「元気→陰陽→四時→万物」というモデルが提出された。

内家拳に「気」の考えを闘いの為に取り込み=闘気、「大極」の考えを汲んだ「元斗」、
陰陽の考えを組んだのが表裏一体の「北斗、南斗」である。
903バカ:2008/11/18(火) 10:06:15 ID:wQg4CwOV0
闘気を体内に溜め込み、外部から人体の細胞ごと滅殺、破壊するのが元斗の拳。
闘気を体外に出し、人体を外部から切断、破壊するのが北斗・南斗源流の拳。
その後、陽拳ゆえに多くの武術を取り込み、数多くの分派を生み出した南斗に対し、
月氏の秘術=秘孔術を取り込み、体内の気の流れである秘孔に闘気を送り込み、
体の内部からの破壊を目的としたのが北斗神拳。

北斗神拳が完成した時代、世は三国時代に入り、時の英雄、曹操・孫権・劉備に
伝承者候補がそれぞれつき、北斗三家拳となる。
その後、北斗宗家は蜀の劉備につくこととなる。
蜀が魏に滅ぼされた後は中原(中国)の皇帝=天帝という事ではなくなっていたようである。
また9世紀には空海の弟子と共に北斗神拳伝承者候補の一人が日本に渡る。
(時の天帝が日本にいるという事か)
大同3年(808)、空海がこの地を訪れ、北斗七星を勧請(かんじょう)したという。
これにちなむ7つの「星塚」北斗七星を祭る観心寺である。

北斗宗家の長老達からは中国に残った三家拳をそれぞれ、北斗孫家拳、曹家拳、劉家拳と
呼称するようになった。

北斗宗家の拳と南斗聖拳の源流は同じであり、北斗劉家拳から南斗聖拳のような拳(極十字聖拳)
が生まれるのも至極当然なことであった。
ちなみに南斗を名乗る為には南斗の里(郷)に出向き、南斗聖司教の印可を受けることが必要で
ある。


以上、wiki参照「忠実」+「北斗ガイドブック」+「妄想」でした。
904名無しんぼ@お腹いっぱい:2008/11/18(火) 13:38:55 ID:OyPNDoma0
あのジジイは何者?
幻覚か妖精的なものか?
もし実在する設定ならあのジジイが最強ってことだな
905バカ:2008/11/18(火) 17:57:04 ID:wQg4CwOV0
>>902-903
補足
読み直したら少林拳が北斗他の源流みたいに読めてしまうか。
少林拳のような形でインドを源流とした武術を源流としているって感じです。

>>904
初登場時は拳志郎が修行時代に密教を伝える道士で羅龍盤を渡したっていう
くらいで普通の爺さんだったのにね。