水木しげる　その 13

水木先生の収入は常に水木プロ（水木一族）の収入となってきた
先生は馬車馬のように働き金を稼ぐことの重要性を説いているが金の亡者では全然ない
想像を絶するほどの莫大な資産を持ちながら人間が狂わない水木家はかなり凄いと言える
宝くじが当たった程度で人格が変わってしまう庶民とは格が違う
水木先生は家長としても偉大だった

「だった」は余計だよ

水木サンって食うために仕方なく紙芝居や漫画を描いてきたって発言してるけど
その根っこには“画家になりたい”っていう夢があったわけでしょ
たとえ隻腕だったとしても当時でも普通の労働者として生活した方がよほど安定しただろうけど
あえて絵を描いて生活するという険しい道を選び続けてたんだからロマンチストでもあるよな
当時も今もあんな限界ギリギリまで夢にしがみつく人って稀有だと思う
だからこそ魅力的な人なんだろうけど

ミリキ的な人だよね

ドリヤスの絵がよくできてると思うやつは絵心ないよ。まじで。

ドリヤスの同人見て純粋に楽しめる人が逆に羨ましい。

そういう人はあんまり水木絵を見た事ないんだろう
フニャフニャ線の落書きだけじゃ水木タッチはだせない

>>703
先生の伝記で一番驚くのは、35歳にもなって何の当てもないのに、貸本漫画家になるために1人でひょっこり上京しちゃうところ。

「ゲゲゲの鬼太郎」タオル」−調布・防災訓練で3,000枚無料配布

　調布基地跡地（調布市西町）と仙川駅周辺地域で8月30日に行われる「東京都・世田谷区・調布市合同総合防災訓練」で、
漫画家・水木しげるさんが描いた「ゲゲゲの鬼太郎」イラスト入りタオルが記念品として配られる。

ttp://chofu.keizai.biz/headline/photo/251/

展望がないからこそ東京に出てきてしまう人って今も昔も大勢いると思う
水木先生は最後まであきらめなかっただけ
まあ社会的地位が絶望的に低かった当時の漫画家という職業に
食えないにもかかわらず４０過ぎてなおしがみついていたっていう執念には驚くけど

>710
夢をあきらめたオレには厳しい言葉だな。
まあ水木しげるは天才だし。

傷痍軍人の活動、小田急線沿線でやっていたってのもあるんじゃないか?

森野達弥にドリヤスと同じ事させても
キッチリ森野漫画になりそうだな。

森野達弥って活動時期長いのに、そんなに単行本でてないね。
出ても未完だったり、ドラマCd抱き合わせてネット通販限定だったり。
千年太の２巻はまだか。

天才は便利な言葉だよね
7〜8年間休みなく毎日1作ずつ紙芝居を描くという下積みがなかったら
さすがの天才も開花しなかった

妖鬼化の８巻からは発売中止？
外国妖怪の絵は、
あんまり見たことがなかったから楽しみにしてたんだけど。

フィギュアの大百怪も８巻から出ないし。

妖鬼化の８巻は今月発売。

妖鬼化完全版ってどの辺を補完してるの？
入門シリーズ物の前回載せてない絵とか、
怪や本の旅人掲載の妖怪人類学とか、
妖怪遺産やタロットの描き下ろしとか、
載ってる？

公式見たら先生家族旅行してたんだね
元気そうでなにより

昨日の再放送でようやく「死神」を録画することができた

小学館クリエイティブ10月。
妖奇死人帳だそうな。

【社会】独裁者アドルフ・ヒトラー著「わが闘争」の“漫画版”　苦言も「歴史資料」の声も
http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1252206354/

ここで、劇画ヒトラーの話があって、水木さんのは種本があるパクリだといわれています。
種本ご存じの方はいますか?

参考文献で載ってるんじゃないの？
つーか、ブレーンがいたのは聞いたことあるが盗作とかとは聞いたことないよ
ヒットラーがホームレスだったとかいうのは
あの当時の説では普通だったし
まぁ、水木はあんまり著作権とかは世代的に気にしないタイプだから
そういうのも多いけど

当時日本でアメコミなんか売ってない時代に自分で翻訳して似たような作品を出しちゃう人だからなぁ。
なんていうか、著作権とか超越した存在だよな

そもそも伝記なんだからストーリーは同じになるんじゃないの？
722のスレの人が1971以降の本読んで言ってたら笑うけど

水木先生は貸本時代から他の作品を底にして描くことが多い人でしょ。
自分でもそう言ってるし。
それにある時期からはストーリーも絵も他人に任せてもいるらしい。
彩色だけは基本的には自分でやるようだけど。

劇画ヒットラーって参考文献載ってる版と、載ってない版あるからなぁ。
実業之日本社版には16冊あげられているから、その中のどれかかな。
ヒットラーのブレーンは呉智英だったっけ。

「水木しげる超１０００ページ」ってのが上下巻で出るみたいだね。
前は赤塚不二夫で似た企画をしていたところから。

現行の本では読めないやつとか、未収録とかが少し載るみたい。
エッセイとかも。

ttp://www.fashionnews.jp/books/detail.php/36/
■収録作品
ぽけっとまん
宇宙虫
島
ゲゲゲの鬼太郎
マンモスフラワー
キンドコング
河童の三平
不思議な手帖
さなぎ
怪骨
机
悪魔くん
コケカキイキイ外伝２
君、富みたもうことなかれ
なまけ武蔵
浮気会社
打出の小槌
ゲゲゲの鬼太郎
ドブ川に死す

ttp://www.fashionnews.jp/books/detail.php/37/
■収録作品
惑星
霊獣マッサライ
地相眼
がんばり入道
べとべとさん
吸血鬼
血太郎奇談
魔界の椅子
アンコールワットの女
今昔物語
縄文少年ヨギ
メキシコ奇行
フランスの妖怪城
ロンドン軍縮会議
ごきぶり
レーモン河畔
戦争論
マカンダル
迷宮入り

これで全部なのかは分らないけど。

地相眼とアンコールワットの女が読めるのは嬉しいな。
鬼太郎アニメ二期原作の中でこの２つだけ読んだことなかったから。

あれ？俺が見たのと表紙が違う

ここのは実現する確率が極めて高いので協力してください
『水木しげる全集』
http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=14311

>>732
帯

>>729
コケカキイキイの外伝２ってなによ？
キンドコングとかぽけっとまんとか入るのな

君、富みたもうことなかれが一番楽しみだなぁ
これって中篇子供の国の4つ目の話なんだよね？

二話目ってことか？
「魔女上陸」

全集はページの紛失もあるから不可能じゃないかな

近年出版されてる復刻本も原稿はほとんど残ってないでしょ

>>716

大百怪 俺も楽しみにしてるんだけどね。。。

劇画ヒットラーのちくま文庫版は参考文献が３３冊も挙がってるね。

>>737
大抵のもんは掲載誌からスキャンしたものを
色調補正とコントラスト直してノイズ消しや針抜けを直してやれば大丈夫

水木しげる全集を出すなら順次刊行の出版形態は途中で中断になる恐れがあるから
実現するなら全巻分前払いの完全予約制豪華本でやってほしい
中断させない自信がある出版社なら毎月数冊ずつの順次刊行で出してほしい

水木しげる画業40周年を安価で復刻してほしい。
増補して60周年とか銘打って。

鬼太郎の妹（雪姫じゃない）がでてくるのが収録されている奴か。
出しているところが気に食わんが、たしかに復刻しないかな

残念ながら水木しげるの全集は需要が無いから絶対に出版されないよ

あらゆる作風をというのなら
少女漫画風な雪のワルツやかなしみの道も収録すればいいのに

ワーナーの公認でピョン助出そうぜ

水木さんの漫画はファンが自分で買うだけじゃなく
地域の図書館にもリクエストカードを書いて購入してもらうようにすると売り上げに貢献できるよ

>>748だけどそうともいえないかも

水木プロにとっては漫画の印税なんて収入源としては微々たるもんでしょ
特に巨匠の中では水木先生は漫画が売れてない方だと思うよ

先生はまだまだ元気だよ

>>729-730
これ買ってきたんだが
てっきり1冊で1000ページの極太本なんだと思ったら
上500,下500で合わせて1000ページなのね

来年ねずみ男コンクールがあるらしいぞ

ttp://chofu.keizai.biz/headline/photo/263/
調布市せんがわ劇場（調布市仙川町1、TEL 03-3300-0611）で来年2月、
漫画家・水木しげるさんの作品「ねずみ男の冒険」を題材にした
「第1回せんがわ劇場 演劇コンクール」が開催されることが決まり、
現在、参加劇団と審査員を募集している。（2009-09-15）

先日古い少年サンデー1967年1号を入手したのですが、その本に
水木しげる「ふしぎなふしぎなふしぎな話」というものが掲載されていました。
連載されていたものと思うのですが、これは単行本になっているのでしょうか？
もしなっていたら現在入手可能なのでしょうか？
詳しくないもので、知っている方教えていただけませんか。

ふしぎなふしぎなふしぎな話そのままの単行本は出てないと思う。

同じような妖怪画と文章の構成本で手元にあった日本妖怪大全、妖怪不思議話、水木しげるの妖怪百物語、
水木しげるの妖怪文庫、妖怪なんでも入門、妖怪100物語、霊界アドベンチャー、東西妖怪図絵、
と簡単に見比べてみたが小学館百科の妖怪100物語の文章が近いくらいでどれも違ってた。
あとは彌生書房の水木しげるおばけ絵文庫が妖しいんだが行方不明で確認出来ないや

少年サンデーを持ってないので収録話からの判断で恐縮だが
X文庫水木しげるの妖怪図鑑も違うね

>>755
詳しく丁寧にありがとうございました。
それにしても妖怪図鑑っぽい本が非常にたくさんの種類出ているのですね。
しかもそれが全部手元にあるとは・・・恐れ入りました。

超1000ページ
「当時の表現をそのまま採録」って書いてある割に妖怪あしまがりのタイトルが妖怪花なんだけど
あと宇宙虫のページ順がおかしい

ttp://natalie.mu/comic/news/show/id/21335

どこをどうしたら、このメンツの中に。

>>759
さっき知らずに立ち読みして載ってたからビビビッたよ

買ってきた。
「猫町切符」を切り貼りして、強引に四コマにしてみましたって感じの内容。
これはこれで単行本には絶対はいらないし、珍しいけど、
この間の漫画サンデーと違って、本人のお祝いのメッセージもなし。
なんで呼ばれたんだろ。編集部にファンでもいたのか。

水木さんにもびっくりしたが、臼井さん……

ゲゲゲの女房　水木サン役も決定したみたい

水木しげるさん役に向井理さん
ttp://mainichi.jp/enta/mantan/entama/graph/20090918/index.html

27歳はちょっと若すぎるな

ヤフーにも似たようなこと書いてたが、
ウエンツが許容されるならこれもアリだろ、ってか？

意味わかんね

先生のご両親役が岸部一徳と、もたいまさこなら俺はそれだけで満足だよ。

>>767
確かに一徳ともたいの顔って水木タッチだよな

香川さんと違って、どちらかと言うと男前で売ってそうな顔だね。

やべえ懐かしの方にも話題落としちゃった。
ゲゲの女房」の配役、あまりにもないと思ってきてみたのだが。
もっと味のある妖怪みたいないい役者かと思打て楽しみにしてたのに。　
でもウエンツで鬼太郎だもんね.
俺外見でいえば若い頃の水木さんは　あの俳優の..ぴたりな人なんだが名前知らんわ。
あの人ぴったりなんだがなあ。残ねん

水木さんと やなせたかし氏の対談が見たい。
戦争中心の話になりそうだが。
テレビじゃ無理か…。ならニコニコ生放送で。
この先生方クラスなら、「キチガイ」とか発言してもいいでしょう。

やなせさんとじゃお互い自画自賛で会話にならなそうだｗ

妖怪ウォーク
http://www.sakaiminato.net/site2/page/sakana_news/1thyoukaiwalk/

10kmコース
水木先生生家ってｗ

Softgarage　妖鬼化 完全版 妖怪原画集+DVDセット
第8巻 ヨーロッパ編??

発売日：2009年10月23日　　価格：2857円+税

ttp://sg-tv.jp/items/opc.phtml

※第9巻「ヨーロッパ?�・東ヨーロッパ・北ヨーロッパ・アフリカ?氈vは2009年12月発売予定です。

>>774
何故に水木先生 生家
に草が生えるの？

説明すんのもなんだが
コースに実家まで入れちゃうのがすげぇなって事

実家って言っても、今は水木プロ中国支部の建物だよ。

鬼太郎列車一新　日本海イメージ 青基調に

ＪＲ境線を走る鬼太郎列車のデザインを一新する作業が27日、鳥取県米子市日ノ出町２丁目のＪＲ西日本後藤総合車両所で行われた。
日本海をイメージした青色を基調に、車体全体に鬼太郎を中心としたキャラクターを大きく描いたデザイン。
10月10日の運転で乗客らに披露される。

ttp://www.nnn.co.jp/news/090928/20090928044.html

列車でインパクト狙うなら毛むくじゃらの妖怪列車だろうに。

窓は塞いでおかないと飛び降りる奴が出るぜ。

初歩的な質問ですみません新参です
つげ義春と水木しげるの絵柄が似ているのは何故なんでしょうか
水木しげるの強烈な個性をもった絵柄はいったいどこから来たんでしょうか

つげさんは1966〜1973年まで水木先生のアシスタントだった
だから絵柄をくらべた作品によっては両方ともつげさん筆の場合も

>水木しげるの強烈な個性をもった絵柄はいったいどこから来たんでしょうか
あの世から

http://anchorage.2ch.net/test/read.cgi/occult/1253356104/101-200
妖怪目撃スレ

先生喜ぶと思うが

子供の頃に描いた童話集や絵本なんかを見ると
すでに子供の頃から個性的だったんだよな

>>785
妖怪は目に見えないんじゃなかったっけ

昔から気になってたんだけど、
オールカラーじゃない昔の妖怪事典なんかで
妖怪画の何枚かが白黒反転してたのは何だったんだ？
何か印刷の問題でもあったのかな

小学館クリエイティブ　復刻名作漫画シリーズ 水木しげる選書
完全復刻版　妖棋死人帳
発売日：2009年10月16日　　定価：1,900円＋税

ttp://www.shogakukan-cr.co.jp/book/b37961.html

>>783
そうなんですかありがとうございます
>>784
本人がそうおっしゃってるんでしょうか
>>786
子供の頃からですかそれは凄いですね

水木しげるが人物を簡素に背景を細密に描くのは思想的な理由によるものなのか
身体上の理由で分業制を生かした作品の質の底上げによるものなのか
またはその他の理由があるのでしょうか

>>788
そういう演出ではないかと。

>>790
思想的な読み方をする人（尊大な自然と矮小な人間がどうのとか）もいるだろうけど、
単純に漫画にリアリティとか迫力を持たせるための描き方の一発明と考えた方がいいと俺は思う。

単に分業制の結果じゃないの

>>791
>>792
思想的な理由ではないとすると
水木しげるは人を使うのが上手い合理主義者という印象です

池上さんや佐々岡さんなんかが緻密に描き込むタイプのアシだったんだが、
そういう人が入る前の貸本時代から先生自身が戦艦などをかなり描き込んでたりもするから
単に分業制の結果だけとは言えないかも。
背景との差が分業制の結果、より鮮明になったのは事実。

水木先生は自分ひとりじゃワク線も引けないはず
漫画は自分で描くものであると同時に人に描かせるものであり
作品であると同時に商品でもある
制作者として最初期からそういうドライな視点を持った人だと思う
間違っても漫画と心中しようなんて思っていない（と思う）

ひけないことはないらしいよ。文鎮とか左腕の残った部分で器用にやるらしい。
でも体力を使うだろうし、奥さんやアシなどいつの時代も人に任せる所は多いだろうから、その視点はあったろうな。

てか、水木の分業制は白土を真似たんだろ

それにしても、見てみたいな、水木氏の
描くトールキンの人生を描いた漫画。
水木氏とトールキンは、何か相通じるものが
ある気がする。



話、切ってごめん。

去年の夏に東京都現代美術館で行われた高畑勲の講演会で
西洋の立体的な絵と対比する形で水木先生の絵を平面的な絵の例として挙げていたけど
そんなに平面的かな？

前を向いてねずみ男と鬼太郎が真横で話す感じは平面的だと思うが
背中を向けたキャラは妙な立体感がある